あぬ

プラトーンのあぬのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
4.0
登場人物の名前を把握する前にみんなバッタバッタ死んでいった。

戦争って結局は恐怖との戦いなんですよね。
死ぬのが怖いから戦う、同僚や民間人を虐めて自分は強いと錯覚させる、敵を殺して恐怖を紛らわす。
戦争とは正に対極の世界にいるからこそ、客観的にそれが認識できたような気がしました。

戦場に勇敢な人間なんていない。
恐怖の捉え方がそれぞれ異なる人間の群像劇が戦争を形作るんですね。
あぬ

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