ストーリ自体は正直そこまでひねった感があるとは思いませんでした。それに、こんだけ失踪者が出てれば警察だって捜査すると思うし、監視カメラももっと見つけられる人はいると思うのにーとか、突っ込みどころは多々あったとも思います。
しかし、この映画のいいところは、「本当にありそう」と思わせることにあると思います。もしも自分がもう長旅でヘトヘトで、車中泊もごめんだ、ベットで足を伸ばして眠れればあとは何も望まないって思うほど憔悴しきっていた時に、こんなやつに捕まったら…と思うと、という所に恐怖を感じます。
そういう意味ではシチュエーション的に優れたホラーだと思います。