自由と宿命に立ち向かった、弱くて、愚かけど、強くて賢い女の子の物語ですね。
映像美や伏線の回収の仕方はさすがと思わせてくれるところがあり、全体的におどろおどろしい空気を纏いつつも、所々で笑いを混ぜてくるあたりはピクサーらしさが伺えます。
ただ、ラストの方がだいぶ圧縮されちゃった感がある、と感じました。
魔女や鬼火の存在、人間の歴史、物語…気になる事がたくさんある分、綺麗にまとめようとしてくれた感はあるのですが、もっと時間割いてもよかったのかな?と個人的には思います。
でも個人的にこういう女性が強く、たくましく生きる作品は好きです。