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川の底からこんにちはのKpのレビュー・感想・評価

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)
4.5
 主人公の思いっきりさが気持ちいい作品。上京して5年のOL佐和子は、父親の病気を期に実家に戻り、父親が経営する木村水産(しじみのパック詰め工場)を経営することになる。最初は、実家に戻ることや、工場を経営することに渋々であり、また、従業員のおばちゃん達から嫌味を言われるが、色々な思いを吹っ切きることで従業員の信頼を得ることに。また、佐和子が木村水産の社歌を作ったことで、従業員の士気が上がり、売上は伸びていく。歌詞がかなり吹っ切れた内容で面白い。佐和子いわく、人間なんて大体が真ん中よりも少し下の中の下である、という。「どうせ中の下だから」ではなく「中の下なんだから頑張らなきゃ仕方がない」というマインドがいいなと思った。落ち込んだりしたときにまた観たい。
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