Kpさんの映画レビュー・感想・評価

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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.5

 なぜか定期的に観てしまう作品。2が一番好き。カットニスは、気が強いようでいて、動揺しやすく、それが良い。結局、好きなのはゲイルなの?ピータなの?どっちなの?きっとどっちもだよね、それでいい。個人的に>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

 炭鉱を舞台にした物語が好き。「リトル・ダンサー」「フラガール」、そしてこの作品も。性的少数者の団体が炭鉱労働者を支援する。最初は炭鉱側も支援に困惑していたが、やがて打ち解けていく。物語の最後に、炭鉱>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.0

 「チャーリーズ・エンジェル」の続編。とはいってもキャメロン・ディアスは出てこない。「チャーリーズ・エンジェル」は死人が出ないものと思っていたが、バンバン人が死ぬので、とてもスリリング。アクションシー>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

 素朴ないい映画。茶道を通じて、時間をかけながら、様々な事に気がついていく主人公の姿を描く。お茶の先生役の樹木希林が、主人公の黒木華に、お茶の作法をダメ出しするたびに、なんかちょっとクスッとする。
 
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紙の月(2014年製作の映画)

4.5

 銀行員が若い男に魅了され横領を繰り返す話。主演の宮沢りえが横領を繰り返す為に翻弄する姿に、ぞくぞくする。若手銀行員役の大島優子とお局銀行員役の小林聡美の演技が良い。そして、このお局銀行員の仕事観には>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

 とても引き込まれる映画。役所広司やっぱ好きだなぁ。「娑婆は我慢の連続ですよ、我慢の割には面白くもない、だけど空は広いといいますよ」という台詞が響いた。娑婆は我慢の連続か。我慢が出来ずに全て投げ出して>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

 とにかく優しい映画で心が温まる。映像や音楽からなぜか懐かしさを感じる。物語は、さかなクンをモデルにした主人公が、幼少期、青年期を経てお魚博士になるまでを描く。主人公ミー坊を演じる「のん」は女性だが違>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.0

 ピンクでブロンドな女の子が出てくる映画が好きなので、ハマるかな〜と思い視聴。『キューティー・ブロンド』のようにとにかく明るく前向きに困難を乗り越えていく姿を期待。残念ながら期待通りではなかったが、バ>>続きを読む

ロッキー・ホラー・ショー タイムワープ・アゲイン(2016年製作の映画)

3.5

 20代前半の頃かな、靴屋に就職したて頃、遅番の出勤準備しながらよく流してた時期があった。なーんて思い出。その時は本家の方だったけど。本家と比べてしまうと、歌や映像のインパクトが若干足りないかな、って>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

4.0

 ジョージ・クルーニー好きにはたまらない作品。とにかくジョージ・クルーニーのお茶目でかわいいおじさんっぷりが良い。タキシード姿が渋くてカッコいいのにお茶目なのは最強。物語は、バリ島での結婚式を描くもの>>続きを読む

チアーズ!(2000年製作の映画)

4.0

 気軽に観れるので好きな作品。アメリカンハイスクールの青春を描く。リズムよく事件が起こるので退屈しない。映画「キューティ・ブロンド」が好きなので、同じくピンクが似合うブロンドのギャルが奮闘する物語は、>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

4.5

 主人公の思いっきりさが気持ちいい作品。上京して5年のOL佐和子は、父親の病気を期に実家に戻り、父親が経営する木村水産(しじみのパック詰め工場)を経営することになる。最初は、実家に戻ることや、工場を経>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.0

 旅、夜と朝、食事、暮らしの営みをテーマにしたドキュメンタリー映画。旅先として、サンフランシスコ、マルセイユ、スリランカ、台北/台南、メルボルンを訪れる。そこで出会う人、物、景色、食事、生活を描く。>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

 なぜか時々観たくなる映画。若い青年のジャック・ツイストとイニス・デルマーの2人は、出稼ぎのため、ブロークバック・マウンテンにて2人だけで羊の放牧を監視することになる。テントでの野営生活を共にするうち>>続きを読む

ヘアスプレー ライブ!(2016年製作の映画)

4.0

 ミュージカル『ヘアスプレー』を映像化したもの。昔、映画版を観たことがあるが、本作は、舞台を映画スタジオで撮影した、といった仕上がりで、映画版と舞台版の中間のような作品。
 とにかくメッセージ性が強い
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フラガール(2006年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 人生ベスト5に入る作品。
 『リトル・ダンサー』で泣くので、当然こちらも泣く。個人的には、『フラガール』の方が号泣。中盤以降は泣きすぎて情緒不安定なのだが、3大泣きポイントとしては
1.早苗の引っ越
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.5

 精神科医のヘクターが「幸せとは何か」調査するため、旅に出る話。旅先で様々な出会いがあり、ノートにそこで学んだ「幸せとは...」を書き綴っていく。
 飛行機で出会った女性がヘクターに言った「聴くことは
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.5

 ウィル・スミスの表情が豊か。悲しみ、怒り、孤独が表情から伝わってくる。
 ほぼほぼウィル・スミスで物語が進んでいく。斬新。
 ゾンビにはゾンビの正しさがあって、人間には人間の正しさがあって、それぞれ
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

5.0

 何度も観てしまう作品です。
 好きな台詞が多い。
 「好きも嫌いもないさ、仕事だよ。」
 「音楽を身体で感じて楽しく踊れば、それでいいの。」

 ところで、「気持ち悪い踊り」って何なんだろう。
 「
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ラストベガス(2013年製作の映画)

3.5

 「この映画は奇跡を描いている!」そう思う。   
 少年時代の仲良し4人組が、人生の終盤にさしかかっても交流を続けているということは、奇跡だ。
 この映画を観て、「友達を大切にする」とうことを心に刻
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.5

 「世界が鳴っている」

 僕には音楽の知識はない。だからクラシック音楽について理論的に語ることはできない。それでも、この映画は好きだ。

 以下、個人的に良いなと思った点を挙げる。

 第一に、幻想
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

 20代後半の時期に付き合ってた彼女と劇場初日に観に行った思い出の映画。
 当時僕は、ある職に就くために勉強をしていた。そしてそれを理由に彼女とは結局別れてしまった。少しこの映画に重なる部分がある。
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.0

 会社の依頼で従業員に解雇を言い渡す仕事をしている主人公ライアン。一年のほとんどの日を出張に費やし、飛行機でアメリカを飛び回る。そんな彼の楽しみは航空会社のポイントのマイルを集めること。

 仕事もで
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

 最近、なぜか楽しくない。転職して休みは増えたはずなのに、やりたかった仕事についたはずなのに。この映画を観て理由が分かった。
 前は、金は無かったし時間もあまりなかった。けれど、コーヒーは自分でいれて
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片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

4.0

 1つ10分程度の作品が4つ集まったもの。どれも片桐はいりが出てくる。以下各話の監督。
 「受験生」板尾創路
 「スピリチュアルマイライフ」辛酸なめ子
 「ピーコちゃん」赤松隆一郎/江湖広二
 「部長
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

 元海兵隊の26歳、不眠症の男、トラビス。
 タクシードライバーとして、ニューヨークの夜の街で様々なお客を乗せる。
 夜のネオンと、運転中のロバート・デ・ニーロの姿がカッコいい。

 ストーリーの進み
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

 テンポもよく、主人公の変化していく姿に見入ってしまうからか、最後まで集中して観れる。何度観ても好きな作品。

 主人公の一子は、32歳、実家暮らしのニート。家業の弁当屋を手伝ってはいるらしいが、自堕
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.5

 サル、ゴリラ、チンパンジー♪

 不良の子が口笛を吹き出すと、他の4人もそれに続いて合奏する、というシーン。あの曲、「ボギー大佐」というらしいのだが、メロディが流れるだけで勝手に「サル、ゴリラ、チン
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.0

 ロッキーは優しい奴だ。動物が大好きで亀を2匹飼っている。夜遅くに男友達とつるむ娘を心配し、本気で叱る。
 そして、ロッキーは強い。今までの人生に憤りを感じつつも、その怒りを直接他人にぶつけない。
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グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 失業中の父ポールと息子ジュリアンが、2人でトライアスロンのアイアンマンレースに挑戦する物語。
 アイアンマンレースは、スイム3.8km、バイス180km、ラン42kmをこなす過酷なレースだ。

 ジ
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.5

 物語に出てくる市営プールでは、男子シンクロの教室が開かれていた。そこに集うのは、それぞれに何かを抱えた中年のおっさん達。ちなみに、若い女性コーチもアルコール依存症の療養中である。

 そんな彼らが、
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.5

 「こんな自分と一生付き合うの?」
 主人公のネイディーンが、酔っ払って、親友のクリスタに介抱されつつトイレで吐きながら放った一言。
 思春期はとうに終わったはずの30代のおっさんでも、まだ同じ事を思
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

 南極での男達だけの共同生活を描く。個性豊かな登場人物だからこそ、全て円満な日々という訳ではない。だけど、それが面白い。たまには喧嘩もあるけど、全員で食卓を囲む姿にはほっこりする。色んな人がいていいん>>続きを読む