めちゃくちゃ良かった。
好きポイントがいくつもある映画。
◾️ストーリー
・人生の目的がテーマになっているから、そういうことを少しでも考えたことある人には響くかも。
・「解雇通告の仕事」「マイレージを貯める趣味」「恋する独身男」という3つの要素がうまく絡んでストーリーが気持ちよく進んでいく。
◾️演出
・「Filmmaker’s eye」という映画の構図について解説された本がきっかけでこの映画を見た。そこにも書かれていた、乱雑に椅子が置かれた部屋にナタリーが1人座っているシーンは印象的だった。
・その他、主人公の手慣れた搭乗手続きを演出するテンポのいいカットの切り替わりが見ていて気持ちよかった。それと対比になった演出も面白かった(不慣れなナタリーやシカゴでの車のレンタル)
・ラスト、失業者が家族の大切さみたいなのを語るシーン、あれは役者ではなく、もしかして本当の失業者なのかな？だとしたら、序盤の解雇宣告を受けた人たちも彼ら？
◾️キャスト
・脇を固める役者がいい。解雇される人に、ザック・ガリフィアナキス(「ハング・オーバー」)やJ•K•シモンズ(「スパイダーマン 」「セッション」)など
・サム・エリオットの使い方が、「ビッグ・リボウスキー」っぽくて好き。口髭を蓄えた機長のポスターがボケて何度が写っていたから、サム・エリオットっぽいな〜と予想してたけど、飛行機で登場した時は笑った。
