💬解雇通告人という特殊な仕事をしているライアン・ビンガム（演:ジョージ・クルーニー）は、その仕事の関係上、出張で全米を回っており、飛行機の1000万マイルに到達して名前を残すことを人生の目標としている。彼は講演会などもこなしており、人生で必要なものをバックパックの中身に例えて、バックパックに入らない荷物は捨ててしまおうという考えを参加者に披露していた。結婚や子供も不要であると思っていた彼だったが、旅先で出会った女性・アレックス（演:ヴェラ・ファーミガ）、そして、新しく会社に入った新人のナタリー（演:アナ・ケンドリック）と関わっていくうちにその考えが変わっていく。すべてを抱えて生きるのはつらい。本当に必要なもの以外は持たずに生きるのが賢いのかもしれない。でも、そんな殻を自分に作っていては、人生というバックパックに入れたいものを見つけたときには、それはもう別の人のバックパックの中にある。ヴェラ・ファーミガは、『死霊館（原題:The Conjuring）』シリーズの印象が強いが、こういう知的かつセクシーさのある役もぴったりハマっていた。
初鑑賞:2019年6月11日
鑑賞方法:動画配信サービス（Netflix）
2019年169本目。
6月14本目。
🗣アナ・ケンドリックが可愛い。ジョージ・クルーニーの講演シーンとか解雇通告のシーンみたいな彼が話すシーンが好き。
