KaZui

スプライスのKaZuiのネタバレレビュー・内容・結末

スプライス(2008年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

💬ヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品。科学者の夫婦であるクライヴ・ニコリ(演:エイドリアン・ブロディ)とエルサ・カスト(演:サラ・ポーリー)は、研究の過程で複数の動物と人間のDNAを掛け合わせた新たな生命体を誕生させ、それをドレンと名付ける。科学者夫婦の倫理観がとにかく終わっていて、エルサの方はドレンを我が子のように扱っていたかと思ったら、ドレンが成長して反抗的になるや否や尻尾の棘を切り落とす始末。また、匿名の提供者のものと偽って、自身のDNAを組み込んでいたりもする。クライヴの方は、人に近い肉体を持ったドレンに欲情し、性行為に及んでしまう。ドレンの造形の気持ち悪さを遥かに凌ぐ人間の気持ち悪さが描かれていた。

初鑑賞:2024年5月16日
鑑賞方法:動画配信サービス
(Amazon Prime Video)
2024年133本目。
5月16本目。

🗣なんか勝手にエイドリアン・ブロディが化け物になっていく『ザ・フライ』的な映画なのかと思い込んだ状態で鑑賞しましたが全然違いました。
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