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インベージョンのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

インベージョン(2007年製作の映画)
3.3
ジャック・フィニイのSF小説「盗まれた街」(原題:The Body Snatchers)の4度目の映画化(最初は1956年、ドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」)
原題:The Invasion (2007)

ワシントンD.C.の精神科医キャロル・ベネル (ニコール・キッドマン)は、4年前に離婚した夫タッカー・カウフマン( ジェレミー・ノーサム)からの突然の申し出により、幼い息子オリバー (ジャクソン・ボンド)を元夫宅に宿泊させることにする。
その後、キャロルは、自分の患者たちが家族や知人が見た目は同じなのに別人に変わったと訴えるのを耳にして、周囲の異変に気付く。
実は、スペースシャトルとの衝突で地上に降りた謎の宇宙ウィルスが人間の体を乗っ取っとり、夫も別の人になっていたのだ。
キャロルは、連れて行かれた息子の救出を図る…。

"無表情"・"感情の喪失"
"口から出す粘液"・"注射"
"睡眠"
"免疫"(ADEM)"

~他の登場人物~
・医師、ベン・ドリスコル( ダニエル・クレイグ):キャロルと恋仲。
・医師、スティーブン・ガレアーノ(ジェフリー・ライト)
・患者、ウェンディ( ヴェロニカ・カートライト)
・その夫、リチャード ( アダム・ルフェーヴル):暴力亭主
・大使、ヘンリク(ジョセフ・ソマー)
・その妻、リュドミラ/ラディ( セリア・ウェストン)

「我々と戦えば世界の悪を守ることになる。それが真実だ」

「想像したまえ。争いが新しい暴力を生まず、犯罪や戦争が消えた世界を。それは人間が人間でなくなった世界だ」

ニコール・キッドマンは体のラインを見せる衣装でスタイルのよさをアピール。
幼い息子を救出する後半は、サスペンスとアクションの脱出劇。
暴力や犯罪や戦争をやめることの出来ない地球人へ警告にもなっている。
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