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奥様に知らすべからずのseapony3000のレビュー・感想・評価

奥様に知らすべからず(1937年製作の映画)
4.0
妻同士の買い物バトルで、お互いの顔を知らない恐妻家の斎藤達雄と坂本武がするハメになった代理決闘をさらに代理人で決闘。口が悪すぎる岡村文子は斎藤達雄のことをドンロバ(ドンくさいロバ)と呼び、飼ってるオウムにもドンロバ呼ばわり。友達は水槽の魚、呑んで帰宅した罰として2時間連続でコップの水を空のコップに注ぎ続けるっていう軍隊のイジメか牢獄か?夫婦のコメディでも底意地の悪さはきっちり盛り込む渋谷実。坂本武も妻の吉村満子に会釈したりと尻に敷かれまくる。夫たちは飲み屋の女たちと仲良くするだけが癒し。代理決闘で和やかに辻褄あわせる場面が楽しくて、意地は悪いけどよくできたコメディさすが渋谷実。もちろん笠智衆も出てる。
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