ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品！
初パゾリーニ作品！
なるほど、スコセッシ監督が敬愛するのがなんとなくわかる。
ドキュメントタリー的に淡々とイエスの誕生から復活まで描いていくのだが、イエスの弟子に伝える言葉は詩を読むように感情を控えて心に刷り込むように説いていく…
そう、この作品自体が聖書の文面をそのまま画に写してるよう…
ロケーションも素晴らしいし、民族風の音楽も印象的に響いてくる。
イコン画に描かれている最後の晩餐などのシーンもとても質素で荘厳な雰囲気。
空、雲、太陽☀️見上げるとそこに神を感じ、奇跡が起こる…
ユダヤの民が大きく割れていく分岐点か…
スコセッシ版のイエス物語と比べるとまた勉強になるし『パッション』の処刑を延々と描くメル版もエグかったがほんとに色々他に作品があって興味が尽きない(^^)
良か映画！
