奇跡の丘の作品情報・感想・評価

「奇跡の丘」に投稿された感想・評価

メッシ

メッシの感想・評価

3.5
これは凄い。映像から紀元前を感じる。ビシビシ感じる。紀元前映画ベスト1だと思う。 紀元前を感じれる映画ってすごいわ〜
イエスキリストが受胎からの生涯を描いたお話

「7度どころか7の70倍まで許しなさい」
引きのショット、順番にバストショットでしゃべる、また引きのショット、シーンが変わって同じこと、、という感じ。踊りまでバストショットで、そのあとセリフで素晴らしい舞だ、みたいなこと言わせるのにはすこしガッカリしちゃったし、スーパーお説教タイムで疲れちゃった。パゾリーニもぼくみたいな人のために撮ったわけじゃないだろう。
tonemuff

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4.7
絶対寝落ちするけど、共産主義者で無神論者であるパゾリーニの淡々とした美しい聖書の描写が心地よい。
話はシンプルなのかもだけど、難解で何が起きてるのか分からないところ多々あり。
それでも思わずのめりこんでしまうB/Wの撮影の見事さと、マタイ受難曲からはじまりジャズやブルースのボトルネックギターまで、音楽のチョイスは「テオレマ」のフリージャズみたいなのとかもそうだったけど、ベリークール。
カラン

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4.0
フェリーニの『甘い生活』(1960)と、シルヴァーノ・アゴスティ『天の高みへ』(1976)のあいだに置いてみると、この『奇跡の丘』(1964)はかのパゾリーニの手になるものだが、品行方正にすら思えてしまう。このイタリア人たちは、3人とも非常に強烈で猥雑な映画を撮っているのは周知の通り。そういう中ではわりとお行儀の良い本作だが、非常に好戦的なイエス・キリストの描き方だと思う。

ゴルゴダの丘でイエスが磔になり、もうすぐ死ぬことになるが、自分を死に追いやり、はやしたてる人間たちを見て、「あの者たちをお赦しください、自分のしていることをわかっていないのです。」と天に祈ったとルカは伝えている。この映画はマタイをベースにしているらしく、ルカにあるイエスの祈りの言葉は引用されない。そもそも、全編にわたって愛と赦しの教えは影を潜め、まるで『ラッカは静かに虐殺されている』の広場でライフルを持ちながら、言葉巧みに住民に教えを説く原理主義者のようである。攻撃的で、人を脅かすような論理で民衆を扇動するイエス像。

冒頭の円形の構造体を背景にした母マリアのショットと、ゴルゴタの丘を登ったところにマグダラのマリアか母マリアが到着した頃の、光を反射させて輝く金色の草むら、の二つが印象的だった。
uyeda

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3.8
インテリっぽいが、こういうのは好きなのだ。古典の焼き返しとは言ってもアポロンの地獄とかは明らかに違い、かなり不気味。
あちゃ

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4.1
顔面で始まり顔面で終わる系ムービー。この顔面ショットがとにかく強いからズレズレだが、そこが素晴らしい。露悪的にキリスト!みたいな感じで描かず、この顔面たちを持ってきたっていう、映画の力を信頼してるところがこの作品の強みに繋がってる。物語もガツガツ進むし、とてつもない断片性を秘めてる。マリアの姉ちゃんとキリストの顔に思わず惚れる。
Jeffrey

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3.5
‪「奇跡の丘」‬
‪冒頭から人々の顔のアップ…沈黙の中の表情、イエス誕生から死、復活までを描くキリスト聖史劇を無神論者パゾリーニが映像として遺した傑作…本作はマタイによる福音書に基づいて処女懐胎を含め9つの物語で描かれたパゾリーニにの傑作。難解と思われがちなフィルムだが決してそんな事は無い‬。
イエスの生涯を描いたパゾリーニによる作品。

最初は良くわからなかったが、解説を頼ってようやく素晴らしさが分かった気がする、、

これはもう少し映画の勉強をしてからもう一度見直したい。
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