新約聖書の「マタイの福音書」をもとに、イエス・キリストの生涯と教えを描いている。イタリア南部で撮影され、荒涼とした風景が物語の厳粛さを引き立てている。宗教映画としてだけでなく、芸術作品としても高く評…
>>続きを読む無神論者のパゾリーニが聖書の記述に忠実にイエスの生涯を描く。そこで描かれるのはあくまでもひとりの人間イエスである。神格化も批判もなく淡々と描かれるだけ。処女懐胎したマリアを恨めしそうな目で見つめるヨ…
>>続きを読むピエル・パオロ・パゾリーニがマタイ伝を忠実に映像化したというのが無難な評だが,唯物論者のパゾリーニが忠実にということ自体が,当然の前提にある。この作品に出てくる人物は偶像ではなく,ある時代を本当に生…
>>続きを読むマタイによる福音書の映画化、セリフはほぼ福音書の通りで、無神論者、マルクス主義者である監督の真摯なキリスト物語である。キャストは全て素人で、眼差しの力強さに驚かされる。キリストのドキュメンタリーとい…
>>続きを読むパゾリーニはホモなのでなんか刺さるテーマを映画にして、そこに好みの男を出演させるスタイルの映画監督なんだろうなと思っている。
キリストなんかは特に刺さるんやろと思ってたらなんか眉毛の繋がったスティー…
かなり久し振りの再鑑賞。
パゾリーニによる「マタイによる福音書」に基づいて、真面目に描いたイエス・キリストの誕生から復活までの話。
あの「ソドムの市」と同じ監督とは思えない真面目な作品ですよ。
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「奇跡の丘」
無心論者であるピエル・パオロ・パゾリーニが、ナザレのヨセフと聖母マリアの出会いと処女堕胎からキリストの栄華と磔刑、そして復活までを「マタイの福音書」に基づき映画化した作品。
モノク…
無神論者による聖書の実写化。
僕も無神論者だが、そうであろうとなかろうとキリストの言葉や行い、施しにどれだけの民衆が驚き救われたのかを考える良い機会になったかもしれない。適当こいて民衆を煽動する舌先…