mayuchi

ストリート・ハンター/狼が眠る街のmayuchiのレビュー・感想・評価

2.0
【2017年73作目】

元警官で今は賞金稼ぎをしているローガン・ブレード。
ある日、抗争によりルイ・ロマーノと仲間6人が殺された。
犯人は敵対するエンジェル率いる、麻薬組織ディアブロス。
この抗争に乗じて、エンジェルを捕まえ警察に差し出した。
しかし移送の際にエンジェルに雇われている元軍人ウォルシュ主導で、エンジェルを奪還する事に成功する。
かねてからエンジェルに成り代わり、組織を牛耳ろうと目論んでいたウォルシュは、ローガンの恋人デニスを連れ去り、ローガンをおびき寄せる。
デニスを助けに行ったローガンに、ウォルシュは「一緒に組まないか?」と意外な事を持ちかける。

夜中CSの番組表を観ていると、数分後に本作が放送されるという事で、どんな作品なのかFilmarksで検索したところ、1人もclipやmarkしていないではないですか(゚ロ゚)
こんな作品に初めてぶち当たった私は、軽く使命感を持ち鑑賞しました(笑)

まず初めにキャスト紹介からにします。
主演のローガン・ブレードにスティーブ・ジェームズ。
私は全く存じ上げない方でして、残念な事に41歳の若さで亡くなられたみたいです(Wikipediaによると)
そこそこの本数に出演していたみたいですが、どの作品も私は未見でした。

元軍人ウォルシュにレブ・ブラウン。
この方も私は存じ上げませんでした。
彼もスティーブ・ジェームズ同様、出演作はありますが、どれも未見です。
2012年には『獣人プレデター』なる作品に出演しています。

エンジェルにはジョン・レグイザモ。
やっと知ってる人がいました(笑)
いや〜でも、とても若いのでぱっと見では分からず、本作を調べていて分かりました。
キアヌ主演の『ジョンウィック』で、愛犬を殺され、車を盗まれた後、ブチ切れて話を聞きに行った、あの車屋のオヤジですね!

監督はジョン・A・ギャラガー。
調べてみましたが、本作くらいしか撮ってない様です。
あまり情報がありませんでした。

脚本は監督のジョン・A・ギャラガーと主演のスティーブ・ジェームズです。

さてさてストリートですが、ありきたりと言うか何と言うか、本作はストーリーなんて別にどうでもいいです(笑)
とにかくシリアスなサスペンスアクションを目指していたのでしょうけど、コメディーかと思うような作りです。

1990年の作品なんで、古さは仕方ないですが、低予算の悪さがここぞとばかり発揮されています(^▽^;)
でも、この低予算の悪さがコメディーに思える展開を無意識に作り出しているのですよ(笑)

ローガンが彼女と甘い時間を過ごしている間に、車泥棒がローガンの車を盗ろうとして、盗難防止のアラームが鳴るシーンでは、扉が開き相棒の犬が撃退します。
しかし、この犬の飛び出し方が雑!
「コントかよ!」ってツッコミたくなりましたwww

他にも、捕らわれた彼女は思いのほか勝気で、けっこう腕っぷしが強い。
後にローガンも一時捕まるんですが、エンジェルに執拗にボディータッチされ激おこ(笑)
何とかローガンが反撃し、彼女を助けるんですが、まだ激おこwww
ローガンに対して罵声を浴びせて激おこwww
このやり取りも「コントやん!」

もう真剣にやればやる程、何もかもコントに見えてしまい、呆れを通り越して面白く思えてきます(´・∀・`)
そして結局、最後まで見入ってしまいました(笑)

たまにありますよね?こんな作品(^_^;)
何しても裏目に出て、返って笑えるのって。
本作は何も情報を入れずでしたが、ある意味正解だったかもです。
もし私のレビューを読んで、観てみようかな?って思われた方がいましたら、先に注意喚起しておきます。
決して真面目に観ようとされないで下さいませ。
かと言って「コメディーぽくなっているのか」と思われてご覧頂くのも間違いでございます。
DVDレンタルもオススメしません。
たまたまタイミング良く、無料で観れる場合で超お暇な時以外、オススメ致しません。
本当に超お暇な時・・・90分ボケ〜っとしているよりかは、少しは楽しいかもしれません。
その程度なんです(笑)

どうぞ、スルーして頂いて構いませんので(T▽T)
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