みおこし

クロコダイルの涙のみおこしのレビュー・感想・評価

クロコダイルの涙(1998年製作の映画)
3.2
ジュード・ロウ祭り。若い頃の作品とのこと、しかもジュードがヴァンパイア役だなんてこれはファンのための作品でしかない...!(笑)

容姿端麗な若き医師スティーヴンは、自分を愛してくれる女性の血を吸わないと死んでしまう吸血鬼だった。次から次へと女性を誘惑しては殺めていく日々を送っていたが、女性エンジニアのアンと出会ったことから本当の愛に目覚めてゆき...。

なんて切ない映画なんだ...。一回観てもよく分からなくて、二回目もう一度観直したら意味がわかってホロリ。女性からの愛がないと生きていけないけれど、愛してしまうと逆に自分が死んでしまうと。悲しい運命を抱えたヴァンパイア。
若すぎて初々しいジュードだけど、やっぱりあの何とも言えない物憂げな眼差しは昔からで、悲しい運命に翻弄されるヴァンパイアを文字通り熱演していました。
ジャック・ダヴェンポートやティモシー・スポールなど、今をときめくイギリスの個性派役者さんがたくさん出ていらっしゃいました。
でもストーリーはちょっぴり長くて、途中少し眠くなってしまった...!

本作のジュー度:
★★☆☆☆
若すぎて若すぎて。でもジュードにだったら吸血されたい。ラストの逃げ惑うシーンも私だったらもう逃げずに「どうぞお噛みください」って感じ(笑)。
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