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TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活の作品紹介

TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活のあらすじ

坂口恭平。作家、画家、音楽家、建築家、新政府初代内閣総理大臣、“いのっちの電話”相談員、そして躁鬱人。偶然の巡り合わせから坂口恭平に密着することになって間もない 2023 年夏、坂口は深い鬱に落ち、連絡が取れなくなる。半年後の 2024 年春、長い鬱が明けた坂口のアトリエを再び訪ねると、彼は幼年期以前の根源的な“さびしさ”と向き合っていたと語り出す。それは現実なのか、小説なのか? “さびしさ”の正体とは? 坂口が鬱の中で向き合い続けた内的世界から、言葉や絵、音楽が新たに生まれ落ちていく。坂口恭平の生活の記録が再開した。

TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活の監督

小宮雄貴

TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活の出演者

坂口恭平

原題
公式サイト
https://www.true-kyohei-sakaguchi-show.com/
製作年
2026年
製作国・地域
日本
上映時間
147分
ジャンル
ドキュメンタリー

『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』に投稿された感想・評価

すえ
4.0
記録

【「坂口恭平」とは誰か?】

東京研修、ポレポレ東中野。

坂口恭平とは誰なのか。それを確かめに足を運んだはずが、更に坂口恭平という迷宮に囚われる結果となった。彼にとって彼自身の全てがTRUEでありSHOWである。それらは表裏一体で、TRUEもSHOWも坂口恭平のなかに共生している。また躁と鬱の二極で乱高下する精神は、誰よりも助けを求めているようにすらみえる。

ここまでダイレクトに人間の危うさが垣間見える作品も中々ないのではないだろうか。鬱状態の坂口恭平は彼による手記によって語られるに留まるが、鬱明けの彼の紙一重な感じがよく伝わる。諸々の仰々しいパフォーマンスはSHOWの濃度が強いが、それは奥底に眠る根源的な寂しさの浮上を防ぐ鎧であって、自己防衛の手段なのかもしれない。躁状態の生の昂りによって寧ろ強烈に彼のなかの暗黒を意識させられる。

昨今のドキュメンタリーを考えるに、やはり多くの観客が長さを感じると思う。しかし、それは編集の意図を理解すれば得心がゆくのではないだろうか。舞台挨拶で監督は、膨大な記録データをあの決定的な「いのっちの電話」の場面に向けて編集したと仰っており、話のなかでも坂口恭平の変化ということにも触れていた。つまり、これらの映像は坂口恭平の躁鬱後の変容(彼自身が進化の過程と呼んでいた)についての記録でもあり、実際に幾度か登場する「いのっちの電話」の場面ではその度ごとに別の坂口恭平が喋っているようにも感じる。

その「いのっちの電話」をやめ、今鬱期に突入している坂口恭平は、今新たな「坂口恭平」として自身と闘っているのではないか。彼にとって確かなものは少ないのかもしれない。胎児期の自死の記憶と、奥底に眠る寂しさ。極端な変化の流れのなかで、辛くとも彼には生きていて欲しいと思う。

俺も生きねば。

2026,57本目(劇場48本目)4/14 ポレポレ東中野
それが正しいリアクションなのかどうなのかは分からないけれど、いのっちの電話をかけてきた人に語りかける言葉はなんだかいい感じだと思いました。

作家であり音楽家、画家でもある坂口恭平氏の日常を記録したドキュメンタリー映画です。

即興のライブ、絵画制作、料理、畑仕事…そして鳴り止まない「いのっちの電話」。画面から伝わるのは、圧倒的な熱量と速度です。本人が医師の診断を経て「躁状態ではない」と語る場面もありますが、その過剰なまでのハイテンションは、観る者に驚きとある種の危うさを感じさせます。

様々な活動が映し出される中で、やはり圧巻は「いのっちの電話」。
電話の向こう側にいる見知らぬ誰かへ向けられる彼の言葉には、ちょっと大丈夫かという激しさを込めた独特の響きがあります。理屈を超えた全肯定の姿勢は、病を抱える彼にしか辿り着けない表現の形かもしれません。
ああ、そう言ってもらえたら、電話の向こうにいる彼、彼女らの心がどんなに楽になるだろうと観客が安堵するような素敵な言葉が、ぶっきらぼうな言い方で矢継ぎ早に繰り出されます。

けれど、終盤に待ち受ける展開は表現者として生きる過酷さを物語っているようにも感じられました。一個人の生活を通じて、生きるための根源的なエネルギーについて考えさせられる。
0円ハウスからのファンとしては、TRUE KYOHEI SAKAGUCHI を観られたことだけで感激です。
3.0
はじめて途中で映画館を出た

なんでなのかわからないけど見ていられないというか見る必要がないなぁという気持ちになった。
なんだろうなー なんかやだったなー そのうち言語化したい

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