まみこwith餅さま

ロング・グッドバイのまみこwith餅さまのネタバレレビュー・内容・結末

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ写に惹かれる!

色合いといい、構図といい、タイトルといい、

めちゃくちゃカッコいい!

このポスターが貼られた壁が

経年劣化して

ポスターともども少し飴色になっていると

一層いい感じだろうな〜💕🥰💕

さてさて、内容ですが

どういうわけか原作共々、パッケージや

台詞など、細部には惹かれるんですが

ストーリーが面白くない。

主人公たちの気持ちがよくわからない。

たくさんの素敵ポイントはあるんですが…

まったく共感できないんですね、残念ながら。

すごく好きな作品と言いたいけど

そんなわけで微妙な位置付け。

素敵だけどなぜか浸れない、

ショーウィンドウを眺めているような感じ。😲💦💦💦


✨✨✨🥃🍸🍷✨✨✨


原作の『長いお別れ』『The Long Goodbye』
タイトルがもう素敵〜!💕ですよね!

一度は言ってみたいキメ台詞たち。
(どんな状況…???😅)

要所要所で渋いアルコールのシーン。

私的にはチャンドラーは

男による、男のための、男の作品というカテゴリー。

だからこそ惹かれる部分があり、

理解できない部分もある。

登場人物が皆、芝居をしているみたいで

状況が把握しにくいのが難点。🙄💦

いちいちカッコいいんですけどね…


✨🐈✨CAT✨🐈‍⬛✨

映画にだけ登場する🐈の存在感!

ちょっと猫と女性をダブらせてるような気もする。

文庫の後書きによると、原作者レイモンド・チャンドラーが猫好きだったので、監督が付け加えたのだろうと。

チャンドラーの愛猫はペルシャ黒猫🐈‍⬛のタキ。

映画の猫は、カレー印の缶詰しか食べない派!🍛🐈


✨🍸✨GIMLET✨🍸✨

"I suppose it's a bit too early for a gimlet," he said.

「ギムレットには早すぎる」

なんてカッコいい名セリフでしょう!

互いに惹かれあった男同士が

ついに終局を迎えるシーンです。

よく、二人で三杯づつ飲んだギムレット

もう共に飲むことはない。

静かに心が離れてゆくエンディング。

せつなさ200%!👤⚡️👤

          【原作のほうね!】

✨✨✨🍸✨🍸✨✨✨


💕理想のギムレット💕

開店したばかりの〈ヴィクター〉で

ローズ社のライムジュースとジンを半分づつ、
テリーの言う本当のギムレット。

静かな店で、信頼できるヒトと飲む、最初の一杯。

美味しいだろうなー🥰憧れるなー💕

ワタクシはその一杯で多分真っ赤になって

眠っちゃうだろうけど……(//∇//)