ロング・グッドバイの作品情報・感想・評価

「ロング・グッドバイ」に投稿された感想・評価

natsuco

natsucoの感想・評価

3.1
猫の演技に驚く。プロの猫!
浅野忠信のとは大分違う印象だった。こちらの方が軽快♪
これがハードボイルドかぁ☆
ロバート・アルトマン監督の最高傑作のひとつと言われる本作。しかし、
原作とのイメージや結末の違いから、公開当時は不評だったとか。

「原作と違う」という批判って、今も昔もあったんですね。


マーロウ役のエリオット・グールドがとにかくカッコいい。タバコを吸いたくなりますね!こんな風に生きてみたかったと、心から思います。
松田優作があこがれた男!
かっこいい!


さて、本作ですが、まず驚きなのは冒頭の猫ですね!猫にどうやってあんな演技をさせたのか謎。アルトマンマジック炸裂。

また、犬が交尾をしているのに、カット寸前でメスが拒否するシーンもあった。「もう撮影は終わったのよ!」 と、メスは言っているのだろうか。アルトマン監督のユーモアセンスはもとより、犬にこのような演技をさせるのが、すごい。最後のワン!がなければ偶然なのかもしれないが、これは絶対に演技させてますね。


ただ、この犬の交尾を筆頭に、意味のわからない演出が多い。しかし、本作肯定派の私は、この意味のわからなさ、意味のなさがとても好きなのです。


とかく頭いい人の映画って、なんでも意味をつけたがるでしょ。伏線をきっちり回収して、メタファーなんかも抜群で。ってそういう映画もいいんだけど、なんか疲れてしまう。攻略本がないと見れない映画ってなんだかなぁ。


現実世界だって、最近は何にでもアナリストがいて、なんだかんだテレビやネット記事で解説してますけど、そんなに「理由」って知りたいかな?


わたしはアルトマン監督の無意味な演出好きですね。それで結局、猫はどうなったのっていう感じね。



というか、ぐだぐだ長文を書いておいて、結局、犬と猫の話しかしてない。せめて、エリオット・グールドの話をするべきだった。
うーん、レビューを書くって難しいなぁ。


P.S.
人から言われて気づきましたが、チンピラのひとりに、アーノルド・シュワルツェネッガーがおりました笑(!)


製作:1973年(米)
監督:ロバート・アルトマン
出演:エリオット・グールド
いかなる法則の類にも頼らずに回り続ける孤立した自転軸 
ロバート・アルトマン「ロング・グッドバイ」

ある周期で繰り返し観たくなる映画というもの。
それが出来上がった作品が傑作であるか、否か、とか
映画史に残る(名作)である必要などさらさらなく、長い歴史の中でどれだけ孤立しているか、が重要な点だと思います。

ロバート・アルトマン作品はたとえその殆どを失敗作と言われても、その孤立性は、地球が平均約24時間周期で回っていることなど知ったことでない、とでも言いたげに独自の自転軸で私たちを巻き込んでいきます。

「長いお別れ」という邦題をもつ世界的に有名なチャンドラー文学が原作であっても、「ロング・グッドバイ」という映画はハードボイルドという軸で回っているわけではありません。
この世に数多(あまた)いるモラトリウムや売れない文筆業者の如く、独自の自転軸で生活する者が、たとえ午前1時でも、昼と決めれば昼になり、午後13時でも夜と決めれば夜になるのと同じように、アルトマン作品は彼自身の望み次第で速くも遅くもなり、時には停止さえします。

別の所でも言及しましたがロバート・アルトマンほど観ている私たちの手を焼かせてくれる映画作家は少ないと思います。
(こんな奴の映画、二度と観るもんか!)と思わせた「М☆A☆S☆H」の作者と「ストーリーマーズ 若き兵士たちの物語」の作者がなぜ同じなのか?
「ギャンブラー」があれだけ許せぬ映画なのに「ポパイ」の無茶ぶりがどうして好きになれるのか?
それどころか「フール・フォア・ラブ」のような下請け仕事まで余儀なくされたような彼がどんな経緯で「ザ・プレイヤー」「ショート・カッツ」「プレタポルテ」のような企画が実現しえたのか?
全ての秘密はアルトマン独自の自転軸にあるかもしれません。
それを探るべくいまだに飽きずに未見の作品を探しております。
犬好きとしては「障害」となる犬の描写が気になって仕方がなかった。マーロウの車の前に立って中々退かない犬だったり、マーロウが家に入ってきたときに吠えて中々退かない犬だったり…。マーロウがネコ好きだからあえてそうしたのか?
キャラクターたちは物語を進めるためだけに存在しない。それぞれがそれ自身としての生を生きる。だからレノックスの死は衝撃を覚える。
tori

toriの感想・評価

3.9
ロバート・アルトマン探索中

レイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド古典

面白い映画ではないかも知れない
しかし自分のイメージに限りなく近い
チャンドラー世界感には満足

原作の翻訳を読んだがこれに限らずなんか日本語がしっくり来ず満足したことがない
この映画観たあと村上春樹翻訳版を知り注文
伏線回収?人間模様?なんだそりゃ。カッコよければそれでいいのさ(‘A`)y-~
です。

みどころ:
カッコいい主人公
カッコいい雰囲気
他の要素は全てご愛敬

あらすじ:
ん?俺ですかい?俺はマーロウ、フィリップ・マーロウってんです。これでも、私立探偵をやってましてね。ま、のらりくらりですがねぇ。
この間連れが助けてくれってんで、手を貸したんですがね。ちょちょいのちょいかと思いきや、厄介事のはじまりはじまり~ってね。ったく、世知辛いったらねえや。
そんじゃま、見ててください。どうやらやっこさん、俺を本気にさせちまったようなんでねぇ…。

緻密じゃない、骨太でもないミステリー。聞けば、原作の魅力も台無しだとか。でもね、そんなのどうでもいいんです。

息をするようにタバコをふかすマーロウ、バブリーなマンションの不便を楽しむマーロウ、オカルトビッチと軽やかな挨拶を交わすマーロウ、飼い猫に弄ばれて寝られないマーロウ、何もしてないのにモテちゃうマーロウ、やれやれ言いながらやる時はやるマーロウ。それだけで完成している、クソ映画紙一重の名作です。
全体的にオシャレ(音楽が特に良し)だけど、面白くはないお話
何でこんなに評判が良いの?

隣のヒッピー女子団は笑うところか...?
mie38

mie38の感想・評価

3.6
観てみたいなぁと思ってました。
ちょっと頭を使った
TSUTAYA発掘良品
31monks

31monksの感想・評価

3.0
マーロウがとにかくかわいい。 It's OK with me
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