ドラマ「ツイン・ピークス」シリーズ2まで鑑賞後に当映画を鑑賞
ローラの死の真実が、詳細にかつ悲劇的に凄惨に描かれており、ドラマでは感情移入できなかったローラの死の悲しみがようやく湧き上がってきた。
長年の父親からの性虐待に悩まされるローラが精神的にも肉体的にも追いやられて、自虐的に荒んだセックス、ドラッグにのめり込んでいくのが痛々しい。
父親の悪意を可視化して別人で表現するのが、恐怖心とミステリアスをより深めていきローラの死を崇高なものへと昇華させていってると思う。
ブラックロッジで天使と対峙したローラには天国の扉が開いたことを願わずにはいられない
父親の暴走、赤いカーテン、特徴的な床の模様がホラー映画の金字塔「シャイニング」に重なるものがある
デビッド・ボウイもう少し見たかったな
でもこの謎めいた演出がツイン・ピークス最大の魅力なんだよな
ドナはドラマと同じ女優さんに演じてもらいたかったけど、脱ぐの嫌だったのかもしれない