RIO

大統領の陰謀のRIOのレビュー・感想・評価

大統領の陰謀(1976年製作の映画)
3.8
ウォーターゲート事件は微妙に知らない

ビル内にある民主党本部に盗聴器を仕掛ける5人組 その黒幕たち

ワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインの2人の記者が調査していく内容で頭がいっぱいになります
元CIAハワード・ハントは大統領特別顧問コルソンの部下
ニクソン再選委の弁護士リディに疑惑
前司法長官で共和党大統領再選委員長ミッチェルも絡んでニクソン側近のアーリクマンとホールドマン両補佐官も直接関与していたことが明らかに

ハントの弁護士が現金2万5千$の袋を持ってるもいう噂 その金を追うことで不法侵入者と再選委の見えない糸が見えてくる

発言の直後に内容撤回 立場が苦しいがゆえに間抜けな事を言ってしまったり
裏付けを取ろうとする記者たちと関係者たちが話す電話が1番楽しい

事件あとから間もなく撮影された勢いが凄い政治権力闘争の展開が早いし大統領になるのは確定なのに何故盗聴する必要があったのかの疑問

ブラッドリー編集主幹 ジェイソン・ロバーズがカッコ良かった
タイプライターにダイヤルが回る式電話が新鮮です

ウッドワードが誰もいない駐車場で会っていた男が手掛かりを教えて報道を煽ろうとする
その正体をめぐって30年以上にわたってさまざまな憶測が流れた
正体を知っていたのはウッドとバーンスタインとブラッドリー編集主幹だけ
彼らは「本人が死ぬまで公表しない」と沈黙を守っていたけど本人が「バニティ・フェア」で告白したことで FBI副長官マーク・フェルトと判明した
ポスト紙も2005年5月に公表に踏み切った
RIO

RIO