sithmaro

劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼のsithmaroのレビュー・感想・評価

3.5
いわゆる定番の夏のライダー映画なのだが、舞台は戦国時代。
テレビシリーズ本編の響鬼達が戦国時代にタイムスリップ…とかではなく戦国時代に存在した魔化魍と戦う鬼達の物語。
同時に猛士発足秘話みたいな要素もあり、物語の主軸はスピンオフのようなエピソード。

戦国時代の鬼がそんなに都合よく現代の鬼達と顔がそっくりなのは変だというツッコミもあるかもしれないが、古文書の記述を明日夢の頭の中で変換されているんだろうなと思うとそんな不思議な話でもない。

そして今回のウリはやはり追加されたご当地ライダー達だろう。
新キャラ達はどれも個性的かつ、変身後の姿のデザインも良い。
とりわけ歌舞鬼のアシンメトリーなデザインは秀逸。

ストーリー的にはツッコミ所も多いのだが、これまでにないライダー映画初の時代劇ということもあって新鮮な気持ちで楽しむことができた。
ちなみに劇場公開版とディレクターズカット版の2種類が存在するが、私は断然ディレクターズカット版を推したい。
sithmaro

sithmaro