ジャパニーズ先住民

星のない男のジャパニーズ先住民のレビュー・感想・評価

星のない男(1955年製作の映画)
3.0
所有するということに疎いダグラスは大事にしてきた鞍を早々に手放し金はすぐに散財所有権を可視化する有刺鉄線の設置に反対して牧場経営の話にはNoを突きつける銃は借り物の生粋の流れ者。結局鉄線設置側に寝返って古き西部的慣習を合理主義的方法で打ち壊しにきた女主人側を駆逐するがこの鞍替えは手段であって目的ではない。腑に落ちる状況を醸成し去ることが彼の望みだ。全編観れるけど描写がもうひとつ。同時代の他の監督なら大地に杭を張り巡らすシーンとかもっと上手く撮っている気がする。