90年代を代表する一本。
形容し難いレンコの表情から始まり、息苦しい食卓にプロテストして立ち上がるところ
浴室からの叫びにたじろぐ大人と一瞬の戸惑いもなくナズナが拳で突き破る扉、そして血
琵琶湖>>続きを読む
ブラディ・コーベット監督初見。
全部中途半端で散漫、しかも長い。
物語の進行に特に関係ない挿話のオンパレード。
ユダヤ、ホロコースト、移民、レイプ、芸術の追求、映画向きの上っ面の概念を扱っているが>>続きを読む
みんなカッコよかったんだよー、ウォーホールが取り巻き連れてきたよー、いろんなアーティストがセックスとドラックかましてたよー、と中年〜老人が目を輝かせて証言する。
ヴェルヴェット最高のアルバム「Max>>続きを読む
【映画ってそんなもんでしょ】
映画は虚像を創り上げる装置。しかも投資額を回収のために何でもする、そんな業界。美少年が酷い大人に玩具として利用されるのは確かにこの業界につきまとう暗部を象徴してるかもし>>続きを読む
演出がドラマ向きだなぁ、と思ってたら実際ドラマの再編集版だった。
リンチはいい俳優を使うが、仰々しい音と甘い空間構成にいつもヘキヘキする。
『ブルーベルベット』もそうだが、狂人、変人やドラック中毒>>続きを読む
フェルナンド・デ・フエンテス監督初見。
二流のハリウッド映画。
人を動員している割に躍動感が無いし、先が読めてしまって、それを超えない演出にシラけること多々。
これがメキシコ映画の最高作かー。
ま>>続きを読む
よくあるタイプのドキュメンタリー。
周囲の人々がセルゲイについて話して、本人の独白と家族の苦悩がカメラの前で告白される。
多分凄い人物で才能も飛び抜けているんだろう、舞う姿で一目瞭然だった。
しかし>>続きを読む
せっかく大金投じた大型セットにひどい照明に押し付けがましい音楽と凡庸なカメラワーク。大河小説は映画に向かないのに、まだやってたのか。
台頭するテレビに対した大作がハリウッドを劣化させたことがとてもよく>>続きを読む
すべてがちぐはぐな印象
音楽も録音も悪くないけど配役のミスマッチと演出の酷さすべてを台無しにしてる。どう見てもあの主演2人で一本もたないでしょう。
全盛期のナスターシャの艶とセットのみが見所。
ミイラ取りがミイラになるようにストレートがゲイに扮するうちに文脈がズレていく要素が欲しかったな。最後のチラ見せを発展させてくれた方が面白くなったハズ。
特に見る価値は感じないが照明は良いと思った。
無修正や裏ビデオを社会的抑圧として捉えよう
日本の伝統的な性表現である春画の歴史と文化的意義を探る、2015年に永青文庫で開催された春画展では、国内外の貴重な春画約120点を展示し、3カ月の会期中に>>続きを読む
堀江貴監督初見。
演技酷い、編集、脚本、録音、演出酷い。
映像は悪くないが、不釣り合いだから結局全部酷い。テレビドラマ的と言えばそうなんだが、インサートと音楽が観客を舐めてるとしか思えない。
東日>>続きを読む
アレックス・ガーランド監督初見。
赤いグラサンかけた兵士くらいしか記憶に残らない。悪徳大統領にしてはオーラなさ過ぎ。
撮影、音楽、配役、演出全部ダメ。映画である必要がない。全て即物的に撮り過ぎ。
この時代のイギリス映画の特徴なのか、映画というより舞台的な演出に感じる。時限爆弾の時間的処理がイマイチで、これにはヒッチも後年嘆いていたとか。
後年の階段の要素がここでは映画館の暗闇になっていて、最後>>続きを読む
【負け犬アメリカさん達の悲哀】
吸血鬼バレリーナを誘拐する闇バイトに集まった連中はただの肉片になるか、光を浴びると放射状に飛び散る肉片になるかのどちらかだが、ドラッグ中毒者や社会からドロップアウトし>>続きを読む
石井岳龍初見。
配役全体に問題があると思う。永瀬も浅野も適役だとは思わない。『父親たちの星条旗』のように全く印象に残らない役者達を選んだ方が観終わった後インパクトが大きいと感じた。あと、今取り上げるテ>>続きを読む
マイケル・マンが自動車レースという映画にならない題材を扱うことに嫌な予感がしていたが、彼は本当にこれを撮りたかったのか疑問が残る。物語り方がかなり散漫な印象が強い。100分位でまとめて欲しかったな。>>続きを読む
映画として観るべき要素は無いが、ジャンヌのいる暗い場所はどこなのかな。
天国の門を通ったとは到底思えないし、火炙りのために地上に降りて自己陶酔の末にまた戻る邂逅を繰り返す空間の裂け目。地上人の罵声と天>>続きを読む
映画で「伏線回収」とか言ってる奴ら、これ観ろ。
映画は簡素な身振りと設定で成立することがよく分かる。
ノーランのゲームみたいな映画観て、理解とかぬかしてる奴ら。
【気まずくても、たむろしちゃう】
単なる対話の映画という枠を超え、登場人物たちの奇抜でユーモラスな振る舞いや対話を通じて、人間関係の微妙なニュアンスや生の感情が巧みに映し出されます。特にケイト・ブラ>>続きを読む
ショーン・ダーキン監督初見。
ガチムチ野郎達が群がっている珍しい光景に惹かれて行きました。
しかし、脚本がどうしようもなく、演出も凡庸でとても退屈です。予定調和的進行でストーリーが予見できて感動もク>>続きを読む
名だたる著名人達が称賛する作家だが、生来の中二病ノーランの最新作は言うまでもなく、この頃も変わらない。ただし、この映画が彼のキャリアで一番マシだと思う。
ノーラン演出の特徴
・男女のわちゃわちゃが下>>続きを読む
本当にこの監督どうでも良いんだが、他の処で書く必要があるので、召喚したChat-GPTに私のメモ内容を感想として書いてもらいました。大体こんな感じの映画です。
この映画は、ロバート・オッペンハイマー>>続きを読む
バス・ドゥヴォス監督初見。
とても退屈です。
脚本がどうしようもありません。
撮影自体は悪く無いですが、どうでも良い移動撮影がたくさんあります。
録音は良いと思います。
俳優は悪く無いと思います。>>続きを読む
今回3回観に行った。
3回目は字幕は見ずに画面を凝視した。修復前とは別物の映画体験だった。以前何度か映画館で観ているが、まるで別物。
「こんな暗かったか?」冒頭の車のシーンから「こんなにも光が神々>>続きを読む
テレビ局の社長マックスが拷問や殺人をリアルに描写する番組「ヴィデオドローム」の謎を追う物語。
身体がビデオ再生機械に変貌し、脈打つカセットテープが悶え鼓動するようなシーンを通じて、物理的なメディアと>>続きを読む
三宅唱監督初見。
冒頭の語りが全体を表していると思う。聞き手を想定していながらも自分に対して言い聞かせて自身を納得させているようなナレーション。自分の中にいる他者というか制御できない部分を常に感じて>>続きを読む
どうでも良い会話に他のメンバーとの関係性とその変化が垣間見えるのはいつも通りのタランティーノでこれが人気の一因らしい。最初の円卓でカメラがわりと長回しでぐるぐる回って会話撮った後音楽とタイトルが出る画>>続きを読む
回想する女優よりもその女優の過去を知っているときもあるファンのインタビュアーが合いの手をいれながら女優が出演した映画やその時代と誰の妄想とも判別できない虚構が入り乱れて女優の初恋の男性を追う物語です。>>続きを読む
戸田彬弘監督初見。
途中退席。
なによりも演出が酷くて見る気が失せる。
主演女優は良いと思う。知らんけど。
鑑賞してから随分時間が経ったのでChatGPTに助けを仰いで作成しました。
## 映画「ザ・モール」とは?
「ザ・モール」とは、デンマークの元料理人が約10年間にわたって自身のスパイとしての二重生>>続きを読む
マドレーヌ・ギャヴィン監督初見。
私にとって興味深かったのはリアルタイムで北朝鮮人が今経験している約80年前の天皇制ファシズム下にいた日本国民の姿がデジャヴしたこと。極度に情報が統制された環境下で行>>続きを読む
数多くの人物が登場する『源氏物語』なので人物と関係性を覚えるとっかかりとして鑑賞。
少しは頭が整理できたので嬉しい。
葵の上は若尾文子さまで藤壺は寿美花代さま。この映画の中での麗しい姿が今後も末永く>>続きを読む
ジョアンナ・ホッグ監督初見。
必ずしも良いとは言えない脚本でかなり良いところまでもっていったと思う。
言うまでもなくティルダ・スウィントン主演でほぼ独演! これに負うところが大きいが人選も優れていた。>>続きを読む
原恵一監督初見。
イジメは社会的な問題だと思うが、メディアが視聴率目当てで取り上げている側面も大きい。 そのテレビメディアが制作した不登校児の居場所として第三の場を提供するという物語は胡散臭い。
そも>>続きを読む