ザ・エンターテイメント
インド映画みたい。いろいろなジャンルが組み合わさっている感じ。嫌いでない。観ていて飽きない。
周瑜と諸葛亮に主演級の役目を付与したのが素晴らしい。良き。
CGにわざとらしさが少なく、非常に有効に使用されていた。
アクションの迫力は何も言えないくらい良い。マンガやアニメの世界観が画面の中に出現していた。
役者がいちいちカッコいい。
キャラクターの描き方もそれぞれ大変丁寧。
しかし、しかし。
ところどころ冗長。特に八封陣の場面。長い。アクションはカッコよかった。だが、長い。すべての主要キャラに見せ場を持たせたいのは分かる。カッコよかったし。でも全体的な流れの中で尺を取りすぎだ。
そして商業的。続きが気になる。結果と過程は大抵知っている。それをどう描くか。どう魅せるか。気になる。狡い。
アクションにおいて、主要キャラが超人的過ぎてツッコミどころは多いが、観ていて楽しいしカッコいいから許容する。
三國志って、こういう作品を生み出すために存在するのかも知れない。
中途半端なアクションだと逆に物足りなく感じるかも分からない。