三国志で
最も有名なエピソードのひとつ
"赤壁の戦い"を
5時間に収めた超大作。
…の前編に当たる今作は
曹操、劉備、孫権の3トップの権力図と
各国の主要人物の関係、
そして
"赤壁の戦い" 直前まで流れを描いているので
レッドクリフってか
レッドクリフの前フリなんですけど(笑)
スケールが壮大ですし
陸上戦での策の攻防と
躊躇のない殺陣+騎馬アクションは
充分に見応えがありました。
三国志は
ゲームなどでキャラの名前を知っているぐらい…
という若者たちの入門編として
最適な映画だと思います。
日本人としては
金城武と中村獅童の活躍にも注目です。
一緒に観ていた息子たちに
金城武は中国語が喋れるけど
中村獅童は喋れないはずだから吹替かも?
なんて無責任に言っちゃったんですが。
なんと
諸葛孔明を演じた金城武が全吹替で
甘興(実在しない人物)を演じた中村獅童が
全部自分の声で演じきったんだそうです!
金城武はセリフも多く
もともと中国語が話せるだけに
映画の時代と土地に合わせた言葉を話すと
クセが強く出てしまうのと
アフレコに充分な時間がとれなかったんだとか。
その点、中村獅童は一から叩き込み
吹替の必要なしと判断されたらしいです。
素晴らしい役者魂…
Part2 も楽しみー!