再鑑賞。マフィア映画の金字塔であり、イタリアマフィアとはどんな世界なのかということを教えてくれる作品ですね。何回観ても面白いですね。約3時間ほとんど椅子に座って喋ってるだけなのに面白いということはやっぱり名作なんですよね。とにかく「ファミリー」を大事にしていて、マーロンブランド演じるドンコルレオーネが言った「家庭を大切にしない奴は男じゃない」という言葉にゴッドファーザーの全てが詰まっているような気がします。また、演技といい、顔つきといい、しゃがれた声といい、マーロンブランドが凄いですね。マーロンブランドの演技により、作品に深みがより出ていると思います。マイケルコルレオーネ演じるアルパチーノがめっちゃ若い。日を追うにつれ、ドンになっていく姿が見どころですね。僕がこの作品の好きなシーンは、ベッドに馬の生首をプレゼントするシーンと、マイケルがレストランで殺害するシーンです。ラストの洗礼式の裏で行われた大静粛シーンも良かったですね。あと、食事をとても大切にしているんだなぁと思います。ゴッドファーザーの好きなところは哀愁が凄いんですよね。なぜかずっと悲壮感が漂っているような気がします。ゴッドファーザーのテーマ曲も作品と凄く合っていて素晴らしいです。マフィア映画として完璧な作品だと思います。大傑作。
