これがA級映画ってやつなのかっっ! たしかに上物な味だぜ、、 血が出る争いを描いてるのに、気品があって味わい深かった。
、、ような気がする笑
【ネタバレしないあらすじ】
まだ吠える事をしらないアル・パチーノが吠えるようになるまでを描いた3時間濃厚マフィア映画。
なるほど、不朽の名作と言われて"映画"そのものの代名詞にまでなってる印象な訳が、よ〜くわかった。
無駄な娯楽性を排除して、じっくりとリアリティと映画性とを上品なコーヒーの如くかき混ぜられている感じっっ。
そういえば、コッポラ監督の他作品もこんな雰囲気の映画だったな。「カンバーセーション」だっ!
とにかく、貫禄があって大人しい映像。語るよりも察しろと言わんばかりの姿勢。
でも、動くときは動いて、リアリティにのせられた緊張感が人殺しの場面へと導く。レストランでのと、車中を狙っての蜂の巣が好き 笑
この映画の暴力シーンはどれも印象に残るなっ。殺し方自体のインパクトもあるけど、緩急の付け方が凄いんかな。
でもこの映画はスプラッター映画でも暴力映画でもなくて、マフィアの家族ドラマ辺りが主軸。
その肝心のドラマは3時間掛けて、じっくりと落ち着きを持って描かれる。
あまり自分にはしっくり来なかったなっっ、、
でも、若きアル・パチーノはチョーカッコよかったし、俳優陣の演技だけでも見応えが凄かった。
あと先述の通り、暴力シーンはどれも衝撃的なパワーがあって最高に刺激されたっっ笑
ちなみに、ネットでよく「ゴッドファーザー」か「グッドフェローズ」かっていう人気投票を見かけるけど、これでようやく自分の答えを投票できるわっっ。
私は後者の方が楽しくて好きです〜っっ。