映画史上燦然と輝く、愛と人間賛歌。
その大河は、後世にも受け継がれる。
・冒頭の結婚式と裏で行われる取引、クライマックスの協会と惨殺等、見事なまでの「対比」
・マーロンブランドの圧倒的存在、アルパチーノの好青年からの豹変等、俳優陣の迫真の演技
・コッポラの家族もエキストラ出演させる作品外での「家族」
・ニーノ・ロータの壮大で且つ悲哀を秘めた音楽
・レストランでの虐殺と覚悟
・静かなシチリアで行われる、静かな復讐と変えられない宿命
・男だから痛感する「仕事」「家族」「愛」
・「愛」のために行うも、全てが破滅に向かっていく切なさと味わい深さ
・ラスト、扉を閉めることで、説明される別れと覚悟
人生経験すればするほど、身に染み入る不朽の名作。
今後も、人生の節目節目で見ていきたい。