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ゴッドファーザーのaniのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の評価において、幾度もの鑑賞に耐えられるかどうかというのは一つのポイントになると思うが、
その点についてこの作品は満点を獲得するのではないだろうか。(他のポイントについても当然ほぼ満点ではあるが)

初めて鑑賞した際、登場人物の多さ、目まぐるしい展開についていくのがやっとであったが、
2回目、3回目の鑑賞の段となるとたくさんの楽しむポイントを見つけることが出来る。
(もちろん初めての鑑賞で「この映画はとんでもない作品だ。また観たい。」と思ったからこそ何度も観たくなるのだ)

倒れる前のドン・コルレオーネとマイケルの会話シーン、
(ドン・コルレオーネの表情が堪らない。圧巻。マイケルはあの事件後、顔つきが変わったなあ。覚悟か諦めか。その辺りもすごく伝わる。)
熱くなりやすいソニーとクールなトムとの対比、
(ソニー、フレド、マイケル。三者三様のキャラクターがいい。)
フレドの小物っぷり、
(ただ彼は彼なりに葛藤があったと思う。 ラスベガス行きを決めた彼の心情を思うと…。
この辺りは映画に描かれていないがどうしても想像してしまう。やはりキャラクターがよく描けているのだ。)
オープニングのクレメンザのはしゃぎっぷり、...etc。

好きなシーンをあげればきりがないが、終盤のテシオに非情な決断を下す際の
トムの顎でしゃくるシーンは最も好きなシーンの一つだ。
めちゃくちゃカッコいい。

支離滅裂なレビューとなってしまったがとにかく語るべき、また語りたい作品であることは間違いない。
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