このレビューはネタバレを含みます
「小鳥って空飛ぶ小さなアメ玉みたいだな」
4回戦ボクサーのロッキー・バルボア。
地方の賭けボクシングでうがつの上がらない試合をし、借金取りをして小金を稼ぐ生活を送っていた。
ジムのコーチからも愛想をつかされ腐るロッキーだが、爬虫類ショップで亀のエサを売る女性・エイドリアンと恋におちる。
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そんななか、世界チャンピオンであるアポロ・クリードから対戦の指名を受ける。
思いがけないチャンスに恵まれたロッキーは不仲だったコーチと和解。
愛するエイドリアンに見守られながら、生卵を飲み、冷凍室の肉を殴り、アポロ打倒のための訓練を始める。
ロッキーという人物から溢れる魅力。
時にかわいげのあるジョークをとばし、強引だが穏やかな態度。
お調子者なアポロも味のある人物。
アポロと良い試合をしたものの判定負けになったロッキー。
しかしこんなに魅力あるキャラクターをアメリカが放っておくはずがなく、続編が制作されることに納得しかない