スポ根と見せかけて、違った。
ボクシングはあくまで自己表現の手段といった感じ。
そして結構暗い。この時代の映画にありがちな、サタデーナイトフィーバーに通じるような、自分の生活に対する閉塞感が前面に出ている。
出てくる主要キャラもどこか欠陥があるやつばかり。トレーナーでさえも。
ただ、この閉塞感を他のアメリカンニューシネマ共々なぎ倒すような展開が熱い。
それにしてもエイドリアンをおとすのチョロすぎ。やはりストレートな男に弱いのか。
you knowって口癖の外国人って言うほど居ないだろと思ってたが、ロッキーはめっちゃ言う。you know what I meanもめっちゃ言う。バカっぽくて良い。