クリードの予習復習で鑑賞。かなりシンプルな話なんだな。これだけシンプルなのに感動してしまうのは、なんといっても音楽の仕事が大きいよな〜と思う。
テーマとして、単なるサクセスストーリーではなく、底辺をさまよっていたロッキーが愛や友情を手に入れて頂点に挑むことで、「ただのゴロツキじゃないってことを証明」する物語というところが共感を呼ぶポイントなんだろうな。
だから別に勝敗はどうでもよくて、ボロボロになってもリングに立ち続け、感動的なテーマソングに乗せて叫ぶ「エイドリアーン」は、彼女への愛を伝えるとともに、「証明してやったぞ」という勝利の雄叫びなのかもしれない。
エイドリアンの変貌ぶりが素晴らしい。最後の方にかけて服装とかもすごくオシャレになるし、サンタみたいな服も赤いベレー帽もかわいくて見どころ。