ヒラリー

子供たちをよろしくのヒラリーのレビュー・感想・評価

子供たちをよろしく(1984年製作の映画)
3.5
シアトルの街
親からの愛情も庇護も受けず、自らの身体で金を稼ぐ子供たち
売春、乞食、スリ、麻薬と犯罪オンパレードでも生きる為だし仕方ないでしょと言わん感じで当たり前のように染みついてておぅふ…ってなった。
あけすけと話す姿にドキュメンタリーだと思いたくないという気持ちとこんな事が現実に…?と思う位生々しい。
本作は30年近く前で現代は変わったにしても地球上にこういった子供たちがいる事は事実だし、日本でも日に当たってないだけでいるとは思う。
まともに生きたいとか当たり前を欲しがらない子供がいるのは悲しいし、こういうシステムを作り上げた大人も憎い。非力な自分もやるせない。
私がめっちゃ好きな漫画(ブラクラ)の言葉が沁みる。
誰かがほんの少し優しければあの子達は学校に通い、友達を作って幸せに暮らしただろう。
でもそうならかったんだよ。
だからこの話はここでお終いなんだ。
ヒラリー

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