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Hadestown(原題)
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『Hadestown(原題)』に投稿された感想・評価

なつ
5.0
人生で一番好きなミュージカルの映像化
ニューヨークで2回見た 貧乏なので天井に頭が当たりそうな席だったけど、映像でどういう表情で言った台詞なのか、目線が誰を見ていたのかなど細部が確認できてよかった
ギリシャ神話を基にしたお話で、楽曲はジャズ・フォーク調。ブロードウェイで引っ張りだこのエバノブルザダを筆頭に、黒人演劇の大御所をガイド役のヘルメスにあてた贅沢オリジナルキャスト。そしてオルフェウス役リーヴカーニーのあのメロディはまさに“魔法がかかって壁が開くような歌声”にふさわしく美しい。
舞台は回る木の板に椅子と机とバンドだけ。それが酒場になり冥界になり工場となり列車となり、、1幕終盤“Wait for me”ライトを巧みに使った地下6フィートの墓場は圧巻。
冬を司るハデスと春の神ペルセポネの夫婦の再構築や、運命の三女神である力強いアンサンブルがいい。何より曲がいい、オケがいい。
貧困、労働搾取、私たちは「壁」をなぜ作るのか?という現代社会におけるテーマ性も濃い。壮大な神話と、シンプルな舞台で織りなす現実とのバランスが絶妙で独特な世界観が作られている。
「古くて悲しい歌、結末はわかっているけれどそれでも何度でも歌い続けよう」最期に死が待つことを知りながら生きる人々への乾杯と、季節は巡りまた春が来るという希望の円環🥂
Sunny
4.9
待望の収録版見てきた!最初で最後に見たのがトニー賞取ってすぐの頃、なんらかの賞取るだろうからその前に見たかったのになかなか行けず。友達とラッシュするも数人前で売り切れ😭(結局向かいのプロム見てそれも良かったから結果オーライ)諦めずにもう一度ラッシュして二回目で成功🥹✨

Patrickの重低音、初めてついに聞けた生のEvaの歌声、Reevesの高い声、ある意味ブロードウェイらしくない歌い方してかっこいいAmber、そしてお茶目だけど決めてくるAndre。そして美しいFates。何も知らずに見たけど美しい恋の物語。多くはネタバレになるから言えないけど涙が止まらないエンディング。

あんな小さいのにステージ上で生演奏しつつ舞台装置が素晴らしい。そしてそしてライティングがほんっとうに圧倒的に凄い。特にACT1終わりのあのシーンは本当に息を呑むほどだった。そんな事を思い出しながら見れた映画収録版。ステージ前から見てると見れないショットがあってとても良かった。

みんなの表情がよく見えるクローズアップでもっと感情移入できた。ACT1のあのシーンは生で見た方が迫力はあったけどライティングの素晴らしさはちゃんと伝わってきた。あと半分くらいしか埋まってなかったけどアメリカの映画館で見たからなのか拍手や歓声もありステージ見てる気分になれた。

最後の”We Raise Our Cups”でみんなで持ってるもの掲げた(実際オーディエンスもやってた)のもとっても楽しかった。Evaちゃん美しかったな。主役二人は当時からケミストリーが素晴らしすぎて絶対デキてるって噂されてて途中から交際発表したんだけど、二人は晴れて今年結婚🎉日本でも公開して欲しい!!
3.6
トニー賞受賞作のシネマ版。
NYで舞台版を見逃したので、良い機会だと思い鑑賞。
事前に登場する2カップルの基本設定はおさえつつ、関連エピソードやあらすじらしいあらすじは見ずに。(映画オデュッセイアの反省を活かし)
その判断は正しかった!という盛り上がりで面白かった。

音楽がすべて最高!
耳に残る音楽がいかに大切かというのはこんなところで言わずもがな。
英語字幕を見ながらならわりと歌詞の意味もとれて助かった。
ほぼ歌っているので時間も結構あっという間に感じた。
語りベースの感じも神話っぽいというか、雰囲気と合っていて素敵。
何より進行役がめちゃくちゃかっこいいよね〜〜
シネマ版は舞台裏から始まったので、役者一人一人は知らなくても勝手に盛り上がれる。よい演出だと思った。

ストーリーラインはわりとわかりやすかったのだが、始まってすぐは何をモチベにすれば飽きないかな〜音楽かな?という感じだった。
なぜその選択に?なぜその展開に?と思わないことはないが、神話自体をややモダンに転用しつつも基本は変わっていないようだった。

舞台演出が結構好きだったし、映像化にあたっての撮影も好みだった!
これは一度は舞台で見たくなる。。

愛と夢では腹は膨れないが、愛と夢がなくては生きる希望はない。
疑心の蔓延、生きるためだけの労働。
相手を信じることは自分を信じるということでもある?
人間も神も愚かで、それでも季節は巡る。

ハデスの声がUndergroundからきてるのかってくらい低くてすごかった。
"A simple tune, a steady beat / The music of machinery"がきて、なるほど、となった。