ルパン三世 カリオストロの城のミウムのネタバレレビュー・内容・結末

たまたま近所の図書館でレンタルして再視聴してみましたが、これもやはり不朽の名作ですね。
冒頭のカーチェイスに指輪の争奪戦などルパンらしいワクワクする駆け引きとルパンとクラリスの関係性もラピュタを彷彿とさせるシナリオ構成に仕上がっており、ルパン三世とジブリの2大コンテンツの強みが掛け合わさって2つの魅力的な要素がしっかりと両立しております。
本作の魅力は何といっても印象に残る名言が多い点でしょう。「襟の裏よ ルパンはいつもそこに隠すわ」「無益な殺生はせぬ」など個人的に好きな台詞ですが、やっぱり銭形のとっつぁんの「奴はとんでもないものを盗んでいきました、あなたの心です」これこそ本作を象徴する台詞でもあり、本作を綺麗なオチへ落とし込んだ秀逸な名言ですね。