このレビューはネタバレを含みます
オダギリジョー初主演作品ということで。
〈シナリオ〉
展開のテンポとしては丁度良いように感じた。ショッキングな場面も時折あったり、飽きなかった。
〈ルック〉
夜の隅田川をアカクラゲの大群が闊歩するシーンはとてもキレイ。
ほんとにあんなに繁殖するのかは知らない。
〈役者〉
この映画は俳優陣の演技を楽しむものかもしれない。
仁村役のオダギリジョー、守役の浅野忠信、守の父親役の藤竜也、この3人の演技力には感嘆した。
仁村の危険性や守の虚無感、父親のどうしようもない感はそれぞれよく出てた。
〈深度〉
この映画は社会から外れた者達の物語。
出てくるキャラクター達の行動それぞれにおい!と言いたくなるし、まったく理解できない。
正直、難しい。