アカルイミライの作品情報・感想・評価

「アカルイミライ」に投稿された感想・評価

アカルイミライ という夢の世界 は理想の自分。それは程遠くて折り合いをつけるしかないという 現実の世界で生きるに付きまとう苦悩。逃げたり 止まれと行けの判断が衝動的で 重なる部分が多くて ついつい考えてしまう。アカクラゲの漂う様は雄二に似て非なる優雅さで 自分の生きる場所(海)を分かって聞き分けが良い 実に自然らしい 人は生きづらい。
こもり

こもりの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

いちいち絵になる映像、オダギリジョーと浅野忠信にしか着こなせないような服装、pacific231の音楽、THE BACK HORNで締める感じ等々すごくいい。すごくいいんだけど、ただ、私にはいまいち話が理解できない…

クラゲは社会不適合者の象徴で、
水槽の中で真水にならされる(社会に馴染むように強要される)→川へ放たれる・増殖・人間に危害を与え駆除される(居場所を失う 素の自分を出すも受け入れてもらえない)→海へ逃げていく(逃避行動 夢or刑務所)→if川に戻ってくる(許容してもらえる人、場所イーハトーブを見つける)
真水にならされたクラゲは海では生きられない。川は本来生きる場所ではなく居心地は悪いけど、身体の都合上海に長く留まることはできない(一時的な逃げ場所にしかなりえない)。→社会不適合者だろうが、社会に順応しなければ生きていけばならない。誰かひとりでも、居場所を与えてくれる人間がいればそれだけで救われるもの。燦然と輝く明るい未来、理想の未来は存在しないけど居場所があればアカルイミライは存在する。高校生集団のさまよい歩く先にもアカルイミライがある(かもしれない)
みたいなこと?なのかな???
守(浅野忠信)や笹野高史娘の役割はなんだったんだろ???

ふぃるまーくすや映画ブログで感想巡りしてみたけど、詳しく説明してる感想を複数読んでみたけど、人によって解釈が大きく違う&細かく説明してる人ほどポエム極まっててなんかもう本当によくわからない。

ハイネケン🍺サッポロ🍺 チェゲバラT(複数種) ぼそぼそ喋ってて台詞が聞き取りづらい
結局、仁村雄二(オダギリジョー)は自ら道を選ぶことはなかった。これからもそうだと思う。だが、選ばないことで焦る必要がないことを知ったのだ。それまでは生きることについていこうとした。それは有田守(浅野忠信)についていくことだったのかもしれない。有田が自害した後、彼がクラゲを育てていたのも、その継続作業だったのだろう。が、このクラゲを結局、放流してしまう。彼は有田の父親に出会ったことで、その必要がなくなったからだ。氾濫するクラゲも彼には興味がなくなってしまったのだ。赦された仁村は憑き物がとれたように安寧を得るのだ。
人間はただ漠然と願われる様々な希望の中で、弱々しく何かを求めて触れ合おうとする。そして自由に飛ぶことの出来ないことを知ってしまった者たちは街に自らを隠し、浮遊しながらこう問うのかもしれない。
ミライハドコダ?
そう、未来という幻想に僕たちはいつもしっぺ返しを食らう。ミライという言葉を簡単に語ることはできないのだ。
qumi

qumiの感想・評価

3.6
ずっとどこか危うくて、
ふわふわ漂ってる。

運転席と助手席の撮り方とか面白い。
お父さんがうたう歌が好き
ずっと落ち着かない、ある意味浮遊映画

これでもかというくらい洒落てる。
主演2人のおしゃれさも相まってるからか
藤竜也さんとオダジョーのやりとり
奥

奥の感想・評価

3.5
綺麗な海月と、駄目人間たち。

海月は、淡水で生きていても帰る場所はきっと海。
雄二も同じように生きる場所を求めて彷徨っている。

大量発生したアカクラゲの子孫たちを思わせる、雄二のような生活を将来送ることになるであろうニート予備軍の高校生たち。

彼らが、チェゲバラの顔がプリントされたお揃いのTシャツを身に付けていたのが印象的でした。

作られたことが素晴らしい、そんな作品でした。
外は雨

外は雨の感想・評価

3.5
何かこう、90年代の忘れ物のような映画だよね。ハイビジョンカメラで撮られたビデオの質感がやけに生々しい。そのカットそれぞれがクリアだったりノイジーだったりその歪さが登場人物と同じ感じ。二人は行き場がなく、人恋しくて、でも疑り深い野良犬のようで危うくて寂しい。どこに向かって行くのかもわからない増殖したクラゲ。

音楽、ああそうかPacific 231だった。蓮見重臣もういない。
昨日みた直後は、正直話がよく分からなかったのですが、今日いつも通りの一日を過ごしてると、この映画のシーンをふと思い出すことが多くあり、時間が経つにつれて感動が増すという不思議な気持ちになりました。

頑張ろうと思えば思うほど上手くいかず、どうしても視野を狭くして物事を決めつけてしまう感じが、たまらなく自分と似ています。クラゲが海に帰る様子が、素直で正直でのびのびしているようにも見えました。明るい未来って、案外自分の知っているところにあるかもしれないなぁ…

今日も会社の中で、決められた場所で、決められた仕事をして、怒られない程度にぼーっとして、1日が終わってしまいました。25歳、こんなんでいいのかなと思ったとき、昨日見たクラゲの色んなシーンを思い出してしまう私です。
HiNAKO

HiNAKOの感想・評価

3.5
ミライは帰る場所かもしれないし
まだ見ぬ未知の境地かもしれない
クラゲが光って向かう先は海?
そしたら救われる?
ミライがクライなんて思えない?
じゃあどこに行くんだろう

若者の姿をクラゲに例えるなんて
なんて突飛で素敵なんだろう。

うまく言葉にできないけど
ずっと記憶に残るんだろうなって
自分に重ね合わせた映画

そしてこの映画を見たきっかけでもある、
北村道子さんが手がける衣裳が
実に好みな世界観を作ってた
「貧しいけれどすっごくカッコいい」
正にそんな衣裳だった
何度観ても好きが色褪せない。
クラゲが何回も甦らせてくれる。
「俺今まで何やってたんでしょ。とっくにいけのサインは出てたのに」のところの切り返しで泣く。
藤竜也さんは僕のことも許してくれるのでしょうか。。。
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