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偏向報道
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目次

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上映館
 - 9館
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偏向報道が配信されていないサービス一覧

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偏向報道の作品紹介

偏向報道のあらすじ

地方都市のテレビ局・テレビトップの下請け制作会社に所属していた女性ディレクター・油神鈴子は、はっきりとものを言う性格から、風通しの悪いテレビ局を離れフリーランスとして活動していた。地方都市の県警本部や新聞各社など報道機関に届いた“怪文書”を発端に、テレビ局は真偽の分からない知事のパワハラに関する捏造映像を子会社に制作させる。鈴子は、強引な取材を受けた被害者からその映像の放送を差し止めてほしいと頼まれることに……。テレビ局の内側で「製造」される偏向報道を、鈴子は止められるのか?

偏向報道の監督

荻野欣士郎

原題
公式サイト
https://henkohodo.com/
製作年
2026年
製作国・地域
日本
上映時間
90分
ジャンル
ドラマ
配給会社
エクラン

『偏向報道』に投稿された感想・評価

鳥居みゆき、意外と良いと思う。

このテーマで、割と破天荒だけど真っ直ぐで曲がったことや権力に対して立ち向かうストレートな元TVディレクター、似合う。

もともと独特の雰囲気と目力があるから演技かどうかは別にしても存在感がちゃんとある。

話の流れも彼女1人の奔走にフォーカスするわけではなく、この1つの『偏向報道』が起きている現場の関係者全員に焦点が当たり、それぞれに思惑や、“報道”に対する姿勢を描く。

とある県での知事のハラスメントの噂を取材して“報道”しようとする地方TV局。
だが実際は、偏った取材から得た証拠や、捻じ曲げた編集によってそれを事実として世に送り出そうとするTV局。

その取材のリソースからそれに加担することを止めて欲しいと依頼を受けて、フリーとなっていた元ディレクターの鳥居みゆきが立ち上がる。

政治スキャンダルに目の色を変える制作スタッフ。
上層部の偏った思想に左右され、その思惑に従って飲まれていく現場。

“報道の正義”という大義名分の名の下に事実が捻じ曲げられたり、それをそれっぽく見せる取材映像に編集が為され、それをそれっぽく受け取る視聴者。

今や“オールドメディア”と呼ばれてしまっているTV局内部の政治や権力、ご都合主義。
それらに巻き込まれ、本来伝えるべき事実や現場の熱意がその大義の名の下にすり替わっていく有り様。

もちろん、TVの報道が全てこんなことになっているわけではないだろうし、きちんとした手順と内容で明るみになるスキャンダルや事件もあるが。

一部の人間の決めつけによる結論ありきの報道番組。
そんなことは知らずにテレビ画面から垂れ流された内容を鵜呑みにして上部だけで分かった風なことになる視聴者。

本来は真実を写し、民意として権力と戦う役割もあるはずのマスメディア、“マスの意見”であるべきマスコミ。

そんな機関が、一部の取材だけで事実だと主張し、“演出”と称した切り抜きや改変をしていたら、、、。

今やTVの報道だけではなく、SNSなどでも情報は日々溢れかえり、フェイクもそれと比例して存在する世の中で、伝える側も受け取る側もその真意や存在価値を問うてくるような作品。

クオリティ的にはTVの2時間SPとかでもありそうだけど、ネタ的には絶対にTV番組にはならないような作品。

鳥居みゆきの存在感も良いし、時東ぁみも絵に描いたような過労搾取ADでさりげなく可愛い。

これ、ヒットしたらもう少し予算拡張して続編とか作ったらそこそこ良いシリーズになる気がする。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
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F:3012
M:110
桃龍
4.0
固いタイトルだけどドキュメンタリではなく、あの鳥居みゆきが熱演する劇映画。
伏見ミリオン座で舞台挨拶つきで見た。登壇したのは、重い話の入口をエンタテインメントにしたという荻野欣士郎監督と、元NHKのエース和久田麻由子のような美人アナウンサーを演じた東さや香。

劇中、知事のセクハラについての証言映像が、話した言葉を切り張りしてモザイクで口元を隠すことにより、正反対の証言に加工される。このテクニックには関心したし、テレビ局みんなやってるという事実に驚く。
撮影に入る前、スタッフ全員に「この内容で作ることに納得できないなら降りていい」と監督が言ったら、数名が降りたという。

局長役の誠直也は元アカレンジャーで、怖いくらいの貫禄。
終盤、スタジオで鳥居みゆきと対決する長回しは素晴らしい。「そんなテレビなんかやめちまえ!」と机を叩いた彼女の手には血マメができていたという。

監督が「これを見ればあなたも偏向報道ができる」と言っていたパンフレットがよくできてるのでスコア0.5プラス。
5.0
想像してたより面白かった。
悪意の編集、発言の切り取り、結論ありきの取材等のテレビの報道姿勢に関しては

うん、知ってた☺️

というしかなかったけど。
報道の正義ねえ…笑
わたしは以前地方の出版印刷会社に勤めてて、よく地方テレビやラジオ、新聞社の人と飲んだりもしましたが、彼らの生態がうまく再現されてて楽しかった笑
ただなんつーか、釣り堀とか居酒屋とか、操り人形などの演出が寒くてノイズだった。
わざとそういうギャグ風にしてるのかもしれませんが。
鳥居みゆき目デカすぎ。

内容が内容だけにテレビ雑誌などではほとんど紹介がなく、映画館にもそっぽを向かれてしまいましたという作品だそうだけど、徐々に上映館も増え、横浜ジャック&ベティさんでは好評のため、上映延長だそう。
おめでとうございます。




わたしが観た回は監督のトークショーつきでした。
監督は以前テレビ局で働いていて、そこで体験したことを描いているそうですが、やらせやモザイク処理によるねつ造報道などをさせられ悩む監督に向かって先輩が言ったという言葉
「放送は文字通り放って送るもの、たから忘れろ」
は衝撃的だった。
本当にそんな矜持でやってんだな。

その日は熊本での震災の翌日だったので、マスコミの震災報道の話もされてました。
他の局よりどれだけ不幸な人を取材できるか。
まあ今回も、東京のマスコミが現地入りして何か意味あんの?地方局からの情報で良くない?などの疑問の声が上がっていますが。
監督は、どの局もみんな同じ場所(いちばん衝撃的な場所)を取材しようとしているが、局ごとに違う地域を割り当てて取材すれば、情報もさまざまなものになるのに、とおっしゃっていましたが、そうだよなと思いました。

監督によると、たしかにマスコミの古い体制は問題があるが、最近の若いスタッフが入ってきて、そういうのはおかしいんじゃないかとか、ちょっと変わってきてる部分あるとのこと。
良いことだと思います。
報道の正義なんていらんのよ。
事実を報道してください。わからんことは「わからん」でよろしい。思想による余計な妄想を繰り広げるな。

まあそれも、視聴者が望むからね(だから視聴率)と思ってんだろうね

追記
他の方の感想見てやっとわかったんだけど、劇中でテレビ局の偉い人と、工場がうまくいかなくなったお兄さんのくだりは何?と思っていたら、あれは知事が変わったせいでコネがきかなくなり、仕事を受注できなくなり工場がつぶれた、ということなのか。
なるほどそれの逆恨み。
たぶん現実のテレビ局は、そんな優しい理由などなく、こいつ叩いて良いやつだ!ってなった相手をリンチするのを楽しみたいだけだよ笑
支持率下げてやる!

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