地震はイヤ

戦場の小さな天使たちの地震はイヤのレビュー・感想・評価

戦場の小さな天使たち(1987年製作の映画)
4.2
子供達が戦火に巻き込まれる悲劇的な反戦映画…
ではなく、戦時下の子供達の姿を明るく楽しく描いた作品。
こんな戦時下の作品があってもいい。

敵のパイロット(監督の息子さん)が降りてきたり色々な出来事が起きるが、子供達にとって楽しみを見つけだすのは簡単だ。
それが子供の本分だから。

逆に明るく描く事により『明日死ぬかもしれないんだから…』と娘の恋愛を尊重する母親の言葉が効いてくる。

根底に有るのは、反戦。
そしてラストのオチが愉快。