春21号

水の旅人 侍KIDSの春21号のレビュー・感想・評価

水の旅人 侍KIDS(1993年製作の映画)
3.7
先生役の原田知世さんもまた可愛いですよね?

はい、というこで大林宣彦監督作品です。
大林宣彦作品の中でもとびきり子供向きに作られた本作、小さいおっさんと小学生の心温まる交流を描いています。

小さいおっさんが出てくるということでミクロキッズのような描写が出てきてそれだけでも面白いですよ カラスに襲われたりベットから落ちたりそれだけでも大惨事、小さいから、こういうのはやってたのかな?

子供向きでもあるのですが、同時に家族の再生という普遍的なテーマもあってオトナの人であっても楽しめると思います。
この時代の大林宣彦監督の特徴とも言える激しいカッと割りが出てきます。それも決まって家族の会話シーンで、それが家族が冷めきっていることをよく表していて、キッチリと絵で語ってくれています。岸部一徳良いよなぁ〜あの何考えてるか本気で分からないところ、一見真面目そうなんだけれども、、、
大林監督のメッセージ性が全面に出ていて、何だか説教臭く感じてしまうかもしれません。それに目を瞑れば夏休みの子供向け映画として楽しむことができるでしょう。

そして何より本作の白眉は原田知世さんが教師役で出ているということです。まぁ〜相変わらず可愛いの!ちょっと抜けてて不思議ちゃんで、でも最後には教師として覚醒してパトカーを笑いながら乗り回す最高の役どころです。もしかしたら時の放浪者になっちゃったんじゃないか?と思うほどクレイジーです。可愛いです。側にいたいです。はい、

最後に 原田知世さんって可愛いですよね?
春21号

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