あー

戦争のはらわたのあーのレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
4.3
原題は鉄十字勲章。

They speak in English.

鉄十字勲章を持つドイツ軍、
精鋭小隊長で、部下からの
信頼も厚いシュタイナー伍長。

彼の上官として前線に志願着任した
貴族出身で鉄十字勲章を狙う男。
シュトランスキー大尉。

この2人が鉄十字勲章について
語るシーンよ...。

冒頭から終わりまでこんなにも
爆撃音や銃撃音が響き続ける
戦争映画って初めてかも。

映画館で観ていたら、
本当に戦場にいるような臨場感と
お耳がやられそう。
爆撃!爆撃!毎日、爆撃!!

第二次世界大戦中のドイツ軍と
ソビエト軍の戦い。

オープニングが子供たちが歌う...
このメロディは『ちょうちょ』!
そのメロディとは裏腹に戦争の映像。
なんでこの曲なのかな?と調べた。

コピー機能召喚↓

ドイツの古い童謡
「Hänschen klein」訳:幼いハンス
という曲が原曲とされている。


1番で幼いハンスちゃんが
旅に出て母親が見送り、
2番で7年の放浪と遍歴の末に
ハンスちゃんは日焼けした大人の
「ハンス」(Hans)へと変わり、
3番ですっかり大きくなったハンスが
故郷に戻り、あまりの変わり様に
だれにもハンスだと分かって
もらえないが、再会した母親はすぐに
ハンスだと分かってくれた、
という内容であった。


幼いハンス坊っちゃん、
世界を巡る旅に出発。
杖を片手に、帽子を頭に
大喜びのハンス坊っちゃん。
だけどハンスの母さんは、
別れがつらくて泣き出した。
その瞳はただ「いい旅をして
帰って来なさい」と語る。

くっ。このおセンス。

爆発のおセンス。

そして、奇しくもトロマ映画で
史上最多の弾丸が飛び交う映画になる!
言うてた後に、こちらを観て...

こちらこそ飛び交う弾丸。
シュタイナー曹長が(←途中で昇級)
あの人に浴びせた弾丸の凄さに
息を飲んでしまったー。

ラストも、またッッッッッッ!!

やってくれるよペキンパー!!
あー

あー