子供たちが歌う童謡(聞き覚えのあるメロディだと思ったら、日本の『蝶々』の原曲らしい)をバックに、実際のナチスの映像が流れるオープニングからして既におもしろ映画感が漂う
ショッキングな映像と、対照的に…
頻繁に視点を変える戦闘時の描写や、戦死した仲間を回顧する連続ショットは少しやり過ぎな気がしたが、山場の熱い盛り上げはさすがペキンパー監督。はなからナチ党やSSの統率を拒む独立した部隊もいたのは本作で…
>>続きを読むドイツ軍視点の反戦映画で
現場ではヒトラー総督の批判してるところが斬新でした。
シュタイナー伍長(ジェームス・コバーン)がラストは戦闘狂みたいになっていったのも、行きたい気持ちが強かったのかなと思…
勲章と制服にこだわらない古参兵と指揮も取らず弾丸の再装填法も知らない貴族野郎。病院も略奪も女に見向きもせず戻っていく。砲撃や空爆で派手にスローモーションで吹っ飛ぶが同士討ち以外では出血控えめ。ドイチ…
>>続きを読む戦争の惨さもさることながら、本作で描かれる、社会の縮図と言うか、中間管理職の悲哀と言うか、こんな生き死にかけた場でも、組織となると、非常に職場と似た問題が起こるのかと言う事に、脱力。
主人公の、ジェ…
戦争映画で戦争賛美はもちろんのこと愛やら友情の綺麗な話にばかり傾いていくのは少し気持ち悪い
この映画も仲間意識はもちろんあるけど敵は身内にいたりその動機が余りにもしょうもなかったり人間の醜い欲がよく…
鉄十字勲章を何としても手に入れたい大尉と、勲章に興味の無い叩き上げの伍長のやり取りを中心に広がる、生々しい戦争の現場を描いた戦争映画の金字塔。
貴族階級の上等官と、ひたすら前線に投入される兵士たちの…
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