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「戦争のはらわた」に投稿された感想・評価

yuko0925

yuko0925の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

戦場の場面が壮絶…
前線の兵士は皆んなナチスのことなんか信奉してなかったんだろうな。
それでもシュタイナーが前線に戻って行ったのは何でなんだろう。仲間がいたから?もはや戦場でないところでは生きていけないとわかっていたからなんだろうか。
確かにこれを観ると「高地戦」は少し感傷的すぎたかもしれないな、と思ってしまうくらいサム・ペキンパーの乾いたトーンだった。
いったい戦争って何なんだろう、と思わざるを得ない。
ジェームズ・コバーン主演の映画で最も好きかもしれない上、サム・ペキンパー監督唯一の戦争映画であり最高傑作だと思う。
センタ・バーガーと束の間の休息を楽しむコバーンの表情にグッとくる。
「ディマケーション」と決死の思いで叫ぶ悲しみと覚悟たるや。
これぐらいの年齢になったコバーンの渋カッコよさには男でも惹き込まれる。
午前十時の映画祭などで、いつか映画館で観たい!
バババババキュウーン
ダダダダダダダ
ドーン
最高である。

男が戦争映画に求める全ての要素が詰め込まれていると言っていい。血飛沫飛び交う激しい銃撃戦に、男同士の熱い友情、そして爆発、とにかく爆発。
ストーリーに関してはペキンパー独特の編集もあってか混沌としており、正直着いて行きにくい所もあった。
しかし、対戦車戦などのド迫力な展開や、ジェームズ・コバーン演じるシュタイナー軍曹の魅力溢れる描写が素晴らしい。終盤の戦友の復讐を果たすシーンとか、クソブルジョアな大佐がマガジンの再装填も分からないことを知り大爆笑をするシュタイナーの姿を映したままエンドロールに突入するとかマジで痺れる。

“諸君、あの男の敗北を喜ぶな。世界は立ち上がり奴を阻止した。だが、奴を生んだ雌犬がまだ発情している”
どーやら近くにすごく慈悲深いシネフィルが住んでるのか
自粛生活が始まってからうちの近くのブックオフに毎週のように名作ソフトが追加されてる。
あのブックオフがこの街唯一の良心だ




ドイツ軍をメインにした戦争映画をユダヤ系のジュリアス・J・エプスタインが脚本かいてるのか。主役のポディションもペキンパー+そーゆーことなのね。
ys

ysの感想・評価

3.5
おすすめ頂いたサムペキンパー作品。
原題はクロスオブアイアン。
ドイツ軍🇩🇪の鉄十字勲章。
蝶々🦋蝶々🦋菜の葉にとまれ〜♬の歌で始まる。
原曲はドイツの童謡、幼いハンス♬だそうです。
映像はナチス、ヒトラーの本物映像。
ジェームズコバーンがスーパークール。
敵のロシアの🇷🇺少年兵士を助けるが、、、
女性から無理矢理何かを奪うなら
大切な何かを失いますね
出た!ソ連の戦車、
T-34(テー・トリーッツァチ・チトゥーリィ)。
アクションシーンはダイナミックだった。
戦争の残酷さと敵味方が分からなくなる恐怖。
またワイルドバンチ🎬が観たくなる。
サムペキンパーは、スーパーマンとキングコングのオファーを断り、これを撮ったそうです。
はらわたムービーは、
死霊のはらわた🎬しか思いつかないけど、
フィルマに33作品ありました!
気になるのは、はらわたマン🎬
大木茂

大木茂の感想・評価

3.4
混沌としすぎて何が起きたのか分からず終わってしまった…

ただ、ラストのシュタイナーが狂い笑いして終わるのは戦争映画としては斬新だった
童話のちょうちょで終わる感じはフルメタルジャケットにも引き継がれているのだろうか…?

ドイツ側で進む展開や少年の扱い方
中盤に戦争後遺症でのバッドトリップなど少し珍しい展開があったのが新鮮
橋の下のステルス移動とか常に襲撃に遭う負け戦なども珍しかったかも

自分のエゴの為の保身のキャラクターが主人公のフラッシュバックと共に倒れるシーンは流石に爽快だった



あとジェームズコバーンってデビッドボウイ似てるなぁって思った
AM

AMの感想・評価

3.0
これは先入観の緩和剤に良い。
どこにでも良い奴も悪い奴もいる。
って戯言じゃない?
人間なんだから当たり前だろ。
思い出せよ。
って観る前の自分に100回言ってる。
だ

だの感想・評価

3.9
土埃まうどちらが敵か味方か分からないようなカメラワークに血を流す事だけで戦場の激しさを表現せずみせる戦闘シーンとか迫力あって良い。人同士が殺し合う中で自分の昇進だけに重きを置く浅ましく欲通しい上官は銃さえまともに扱えない。なんとも嘆かわしく嘲笑してしまう人間だがそんな人間は戦場に蔓延っているのだ。なんとも風刺的で、最後のベルトルト・ブレヒトの言葉がこの戦争という行為とこれが続けばまた同時にただ部下に指令だけを出してただ椅子に鎮座する人間が増えるだけという悪しきサイクルを物語っているよ。言葉現代でもまかり通るものだと思うな。
 これは泣かされる〜!

 「ワイルド・バンチ」「わらの犬」を観て サム・ペキンパー監督を追いたくなったので、ちょうどザ・シネマで放送してたこの作品をポチッと録画!

 そしたら、もう大正解!!

 期待以上に、泥臭く、人情ぶちまけで、血塗れな戦争 がドカンと 何発もショックを砲撃してくるので、私 もう泣きそうでしたわよ!

 まず、主人公の設定が特殊。 ドイツ軍の小隊長。なかなかドイツ側からの視点ってのはみたことなかったので、新鮮。しかも、その主人公サイドの人らみんな、メチャクチャ人間臭い!!

 そしてなんてったって 階級、身分主義を心から嫌っていると!
 ドイツ軍の一人だという設定で、よりその点が強調されてます。

 戦争を舞台にした物語は、ひたすらに心苦しいですわ。

 陰惨で鬱陶しい戦争を共に過ごした心の通った仲間、罪のない人々、人間の証を守ろうとした心 、さらには冷血なる思想に従った人間らしからぬ人間までもすべてが同じように 無数に飛び交う弾丸と もはや冷酷な爆風に消えてしまうのですから...

 “泥臭くもやや乾いた”ドラマとアクションをおっそろしいほどのスローモーションでやや“カオス”気味に描くサム・ペキンパー監督ですので、戦争の“ひどさ”が味をレポートするように伝わります。

 個人的にハイライトは(アクションシーンを除いて)、病院と高笑い。

 心をギュッと胸ぐらつかまれるように、締められ 涙を流したい 気分のときにはうってつけ。
良作。最後はなかなかに壮絶。まさにはらわた…。

戦争映画の醍醐味の戦闘シーンが特に良かった。足音を忍ばせての無音の奇襲シーンや全てを踏み倒し突進する戦車、そしてクライマックスの味方殺し…。どれも真に迫っていて非常にリアル。

ただ、不満だったのはドイツ軍の話なのに全て英語。ちょっとした身振り手振りの仕方とかも、全然ドイツっぽくなくて残念。
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