1977年の映画のリマスター版。
ドイツ軍を描いた映画なのに、党のためや国家のために戦うなどと、建て前など並べていられないほど、激しい戦闘地域での、生きるための戦いを描いた作品。
勲章が欲しくて最前線を希望したシュトランスキー大尉と、実戦の経験豊富な小隊を率いるシュタイナー伍長は、相入れなかった。
最近の銀行や警視庁を舞台にしたTVドラマのような展開。イヤな上司と、上司にしてみれば目の上のたんこぶのような部下。
ラスト、報復せず、共に戦闘の真っ只中へ飛び込んでいった2人。シュタイナーの高笑いが響く。印象的なエンディング。
ジェームズ・コバーンはマジかっこいい!