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鉄砲玉の美学のメッシのレビュー・感想・評価

鉄砲玉の美学(1973年製作の映画)
3.8
ケチなチンピラが鉄砲玉を命じられ宮崎へ行って犬死する話。

見所は沢山あるけどファーストインパクトは頭脳警察のギターカッティング冴え渡るキレキレのオープニング。カッコいい。

相変わらず無茶苦茶する渡瀬恒彦。
女を雑に扱う渡瀬恒彦。
ツンデレで笑顔がステキな渡瀬恒彦。
川谷拓三をボコる渡瀬恒彦。ついでに小池朝雄にもボコられる拓三。
なんで警官打っちゃうんだよ〜渡瀬恒彦。
全部ステキです。

ヤクザ抗争は薄めで、鬱屈としてお調子乗りのエネルギー溢れる若者の描写にパワーをもらえる。

お約束のように裏切られるけど、そこからが新しい着地点というかラストは一人真夜中のカーボーイ。決まってた!
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