メッシさんの映画レビュー・感想・評価

メッシ

メッシ

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.2

元老人が恩返しの為に雇い主の息子をメキシコからテキサスに連れて行く話。

鑑賞後の清涼感が凄い!

なんという爽やかでカラッとした、人間の優しさという可能性に満ちた良い話しだったことか。

画について
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宮本武蔵 巌流島の決斗(1965年製作の映画)

3.6

最終決戦、武蔵VS小次郎を描く。

相変わらず土気色で死相が出てる武蔵錦之助が不気味。

更に旅の途中で子を拾い和気あいあいと楽しげな武蔵。

ヤクザものとキャッキャする武蔵。

懐かしの面々と邂逅す
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宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)

3.5

吉岡一家との闘い。

だんだん武蔵が剣術だけに前のめりになる姿が目を見張る。

錦之助の土気色の謎メイクもどんどん死人のようになっていて面白い。

吉岡一族七十人相手にドタバタ動く武蔵の顔が最早生きる
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.0

モデルが暗殺計画を阻止する話。

脱線しまくるので話の骨格がグラグラで、いくらコメディでも訳がわからなすぎてあまり笑えない。

アメリカ文化がわかっていれば笑えるのかな?と推測。

やたら豪華な俳優陣
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

3.5

ホロコーストから生きて帰った生存者のインタビューを中心に、虐殺の悲惨さを炙り出したドキュメンタリー。

ホロコーストを掻い潜ってきた生存者達の声が当時の映像をより薄明に晒していて悲しい気持ちを超えてく
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ヘロイン×ヒロイン(2017年製作の映画)

3.7

ドラッグ中毒者が10倍多いヴァージニア州ハンティントンで、撲滅を目指して活躍する女性たちのドキュメンタリー。

ブルーカラー→怪我→薬→ドラッグに走る構造、地域格差にまず驚かされる。

短い作品ながら
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マザー/アンドロイド(2021年製作の映画)

3.7

暴走したロボットが支配している世界で生き延びようとする若い夫婦の家族の話。

良い意味でなんて悪趣味で後味の悪い映画なんだ!という感想を持った。

いつロボットに襲われるか⁈という恐怖感が終始ついて回
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雁の寺(1962年製作の映画)

3.7

生臭坊主と妾と茶坊主の憎悪の物語。

ま〜三島雅夫演ずる生臭坊主の憎らしいこと!

三島雅夫きってのスーパーヒールだね、この役は。兎に角、口減らしのため奉公してきた坊主を虐め抜く。

コンプライアンス
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.4

ブロードウェイの舞台関係者達のグチャグチャな男女関係。

マシンガントーク、もつれにもつれた男女の相関図に実はあいつとあいつが繋がっていた!
とぼけた笑いに間。
全部が全部ウディアレン映画を見ているよ
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.3

売れないマジシャンがタイムスリップ。両親と会う話。

前半の大泉洋の売れないやさぐれた態度、暗い雰囲気はかなり良かった。

からのタイムスリップして劇団ひとりと浅草で登っていく成功譚もウキウキした。
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人魚伝説(1984年製作の映画)

4.0

原発誘致のため殺された旦那の仇を討つ海女さんの話。

水中演出が飛び抜けていて、スゲ〜根性。

話も独創的でいい!原発誘致のトラブルまではいいけど仇を討つのが海女さんで超身体能力が高い。これがいい。
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浮草(1959年製作の映画)

4.2

わけあり旅芸人の悲喜交々。

伊勢志摩あたりの映画観たさに再見。

相変わらず完璧な映画で驚く。
小津安二郎大映唯一の製作にして最高峰に近い。

話はややハード目なんだけど、それが目新しくて良いのと登
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きいろいゾウ(2012年製作の映画)

3.5

田舎住まいの小説家夫婦が過去を断ち切る話。

伊勢方面がロケの映画を検索したら出てきたが山奥の民間中心が舞台であまり伊勢らしさは感じられなかった。

向井理と宮崎あおいの夫婦の呼吸なようなものが伝わり
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.5

アメリカに養子に出されていた腕相撲強豪の男が家族と闘いの場を求め韓国にやってくる話。

家族愛と腕相撲っていうなかなか相容れなさそうな組み合わせ。
実際チグハグの印象は拭えなかった。
どちらも中途半端
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遊星王子(1959年製作の映画)

3.5

ロケット燃料欲しさに地球まで泥棒を画策宇宙人と日本好き宇宙人の争い。

梅宮たっつぁんに主演、地球を守る宇宙人=普段の見た目はイケメン人間、光線銃を持たせる事により月光仮面の変態さは随分マイルドで食し
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マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)

3.5

チンパンジーを愛人にした妻と夫の共生。

コメディ要素はほとんどなく、ガチで動物と人との愛を描こうとしていて尖ってる印象。

大真面目にどうやってセックスするんだ、見せてくれ!と懇願する夫。
確かにす
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ロング・ライダーズ(1980年製作の映画)

3.5

南北戦争後まだ秩序のないアメリカでの強盗団を描く。

絶対的な力の証としての暴力をこれでもかと観れる。

こんなに不敵な笑みを浮かべながら暴力を遂行していく主役達は、スローを多用していることも含めてワ
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山口組三代目(1973年製作の映画)

3.8

のちに山口組三代目になる田岡一雄の半生。

第一部としてのっぴきならぬ事情で兄弟分を斬るところまで。

幼少期からスタートしていて、食うや食わずの苦労をした事や童貞喪失話や目潰し誕生秘話やその練習まで
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月光仮面 絶海の死斗(1958年製作の映画)

3.5

新型爆弾を巡る謎のスパイ軍団とヒーローの争い続編。

50分と50分に分けたのは少年達の集中力に配慮してなのか?謎だ。

爆弾奪う為にドクロ仮面頑張ります。

一作目でドクロ仮面たくさんいたハズなんだ
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月光仮面(1958年製作の映画)

3.5

新型爆弾開発を巡る国際スパイと謎の正義のヒーローの攻防。

とわりと高尚な問題提起がありそうなテーマだけど、散りばめられたエピソードは完全にトンデモ系のソレでそこが面白い!

ヒーローのハズなのにおじ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

心身共にボロボロになったジュディガーランドの最晩年の話。

あえて隆盛時代は描写せずにボロボロの晩年にスポットを徹底して当てていて辛い気持ちになる。

そんなハードな役をこれは誰が演じているんだろう?
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滑走路(2020年製作の映画)

3.3

少年時代いじめで傷を負った男と、当時いじめられた少年の助けになった女のその後の話。

巧みにミスリード?先を読ませない編集術は魅入られた。

どうなっちゃうんだろう?
少年時代のこの子は大人のどの子?
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HAZARD ハザード(2002年製作の映画)

3.7

物足りなさから日本からNYに渡った大学生と現地で出会って仲間の友情。

オダギリジョー主演だけど完全にジェイウェストの映画だった。

彼の繰り広げるハイテンションの演技のエネルギーに圧倒された。

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消えない罪(2021年製作の映画)

3.8

殺人罪を償い出所した加害者の生きづらさを中心とした話。

幸薄そ〜〜なサンドラブロックが良くはまっていて好演。

加害者、被害者、この二者はどうやっても相容れない可能性が限りなく高い。これをいやという
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.9

いじめられっ子の少年とヴァンパイアの交流。

まずスウェーデンの寒々しい雪景色とあまり豊かではなさそうな地域の薄暗さが画面に広がっていて独特の世界観が漂っている。

そこに少年とヴァンパイアの少女?の
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フリスコ・キッド(1979年製作の映画)

3.7

1850年、ポーランドからサンフランシスコ行きを命ぜられたユダヤ教ねラビと強盗のアメリカ珍道中。

ラビの素直で真っ直ぐで少しバカな役どころのジーンワイルダー、粗野な悪党だけど根は優しい強盗のハリソン
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

地球に衝突する彗星を巡り分断される世界を面白可笑しく。

アップルとかスティーブジョブズ風の経営者とか大統領ネタとかワイドショーとかSNSを色々パロディして茶化していて笑えて仕方ない。

これアメリカ
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

4.0

今度は殉職した消防士の弟が地獄の裁判を受けると共に、弁護する使者三人の関係性が明らかになる。

副題の因と縁に相応しく、使者三人の関係が徐々に紐解かれていって感嘆した。

一章で世界観が確立されている
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

殉職した消防士があの世で7つの裁判を受ける話。

堅苦しいタイトルとテーマとは裏腹に、超エンタメ度が高くて面白い。

ちょっと雑かもしれないけど壮大なスケールに圧倒されるCG、難しいテーマだけど三人の
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リングサイド・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

売れない役者が彼女に粘着してk-1 に上がる話。

ダメ男が一念発起して、、、とどうしても期待してしまう構成なのに最後まで一念発起しないで映画が終わってしまう脚本がどうにも解せない。

流石にこの役者
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.6

金持ちの息子とその叔父さんの日々。

ちょっとズレてる人々のショートコント集といった印象。

60年前にこの脱力した笑いをフランス映画として世に送り出したのは驚き。

チャップリン的な叔父さんの自由で
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

息子を殺されたヤクザ?のボスが警備員に扮し復讐する話。

何が起きてるのかじわりじわりと開示して事件が繋がる気持ちよさがある。

ジェイソンステイサム無双ではあるけれど彼自身も何者か本当のところは最後
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がむしゃら(2014年製作の映画)

3.6

女子プロレスラー安川惡斗の半生を振り返るドキュメンタリー。

冒頭で先輩レスラーにボロクソに言われるが、この娘は本当にギリギリの綱渡りで生きていたんだろうなと観ればわかる。

なかなかについてない人生
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ラスト・ショー(1971年製作の映画)

4.0

50年代アメリカの片田舎で暮らす若者と親世代達のどん詰まりの物語。

ビリヤード場、映画館以外何もない、何もすることがなくすることと言えばやたらめったら人を変えてのみっともないセックス。

このみっと
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流し屋鉄平(2015年製作の映画)

3.4

流しをしているおじさんが若きシンガーソングライターを救う話。

東映数年ぶりのVシネ作品、ということでVシネらしく1シーン1シーン気楽に観れるところがやっぱりVシネだな〜。いいな〜と。

反面寺島進、
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実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)

3.5

神戸の巨大組織から大阪ヤクザを守る為の超党派二人の男の闘い。

相変わらずギラつく渡瀬恒彦と目の周りがドス黒いイキの良い頃の松方弘樹の越境タッグが魅力。

仲良くなったきっかけもボクシング対決からとい
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