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Wings of Dread(英題)
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『Wings of Dread(英題)』に投稿された感想・評価

「中国の警察はこの程度か」

移送されている指名手配犯の救出を目論むハイジャック集団に挑む航空警察のお話。


※これはレビューでも感想文でもなく、イコ・ウワイスが好きで好きでしょうがない男がただ思いの丈をクソ長い文章でぶちまけているヤツです。


2025年に中国で製作されたアクション映画です。
監督はPengfei Qin(読み方分からない)とアシュトン・チェン。
アシュトンは主演も兼ねています。別名義のシー・シャオロンの方が知れ渡っていたりするのかな。
そして共演にイコ・ウワイス!!イコさん!!!
遂にイコさんの新作が……!長かった…"Skyline:Warpath"は行方不明だし「アッシュ 孤独の惑星」はイコさんの良さが全然出ていなかったし、「エクスペンダブルズ ニューブラッド」も正直物足りなかったし直近で一番新しい主演作「我が拳に復讐を」も、スタントチームが終わっていたしでもう随分長い間イコさん成分が全然足りていなくて枯れ果てていたのでね。
まぁ当初はアシュトンとW主演って宣伝されていましたが、普通に主演はアシュトンでイコさんが悪役でした。ただアクション以外でも出番は多め。

因みに今作はiQIYIと言う中国作品メインの配信サイトで視聴出来ます。今まで名前すら知らなかったのですが、今作の為に当然VIP会員になりました、はい。そりゃイコさんの為とあれば喜んでなりますよあたしゃあ。
ただこのiQIYI、日本語含め幾つかの言語が自動翻訳なので精度は微妙。訳自体はある程度問題無さそうですが、言葉遣いが終わっていて急にオネエ口調になったり上司にタメ口使ったりと普通に酷い。
名前もまんま漢字で表示されるだけなので、ぶっちゃけ登場人物の名前があんまよく分からんままでしたし、メールの文章に至っては訳すら表示されません。
英語分かる人は英語字幕で観た方が良いくらい。


で、物語はフライト中の飛行機でハイジャック犯と戦うめっちゃベタな内容でまぁ良くも悪くも特筆したい事はないです。
ただ今作、アクションのレベルが非常に高いです。そして犯人グループもイコさんだけでなく皆強い。
特にロン毛おじさんの蹴りのキレは目を見張るものがありました。
アシュトン・チェンも初めて観ましたが、身体能力の高さを駆使した素早い動きが格好良かったです。さすが子役時代からアクションをやっているだけありますね。
あと犯人グループに二人ウワイスチームの面々も居たような気がするんだけど、どうなんだろう。
まぁ序盤のバトルは早回しとかも使ってはいましたが、別に使わなくても見栄えは良かったとは思う。

そしてイコさん。
もう……最高や……生きてて良かった……
ここ数年マジで無駄遣いされて来たんだなと、改めて思えちゃうくらい今作のイコさんはキレキレ。冗談抜きで「ザ・レイド」シリーズに次ぐ素晴らしさ。
と言うかイコさんが今作の様なアジア圏で流行り出している手数と速度重視なモダンな作風のアクションをするのって、何気に初めてだと思うんだけどそれがめっちゃ合っています。
「ザ・レイド」シリーズもそういう作風ではあるんだけど、根底にあるシラットの存在による個性が大きくて、今作ではまた違った味わいの振り付けになっていました。
イコさんもといシラットでも多用されるプッシュキック一つ取っても、こういう立ち回りの中ではまた見え方が変わっていて新鮮味がありましたね。
イコさんのトレードマークでもある小気味良い連打もあって格好良過ぎてうひょひょひょひょひょひょひょ。
あとシラットの受け方で俺が凄い好きなんだけど、「ザ・タイガーキッド」以来あまりやっていなかった技を今回久々に何度か披露してくれて滅茶苦茶ぶち上がりました。
技名は知らないんだけど、こう、ね、相手の腕を掴んで自分と一緒に下にグンって下げるやつなんですがね。
シラット自体、肘打ちが多い訳ですが今回は肘!肘!肘!肘!肘!みたいな過去一な分量の肘攻めとかもあって、ここの動きもめっちゃ良かったです。
躱されたパンチを即手刀に移行させるスムーズな流れも好き。

全体的にアクションはキレがある反面、死人とかは出ないマイルドな作りでもあるので肘で相手の骨折ったりとか、頭部を掴んでグワンと回してへし折る、みたいな従来のバイオレンスな立ち回りは無いのでそこには期待しない方が良いですかね。
あと物語の設定や役柄の立ち位置的にしょうがないんだけど、イコさんvs大人数って状況もこの作風でやると絶対最高だった筈なので観たかったなと思ってしまいましたね。
それでもイコさんの新たな魅力は発見出来た事に変わりはないので、好意的に捉えております。

「シャドー・オブ・ナイト」然り、フォーマルな格好してめっちゃ暴れるイコさんがむっちゃ素敵やん。
今作では眼鏡を掛けているんだけど、後半反撃に出ようとする主人公たちの元へ大ボスの如くズン!と飛び降りて来て眼鏡をクイッと上げる仕草が格好良すぎてもうキャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!世界一イカした眼鏡クイッがそこに…!


まぁそんな訳で正直満点付けたいレベルの快作ではあったんだけど、一ヶ所だけ個人的にどうしても許せない部分があったんですよね。
それはイコさんの音声に吹替えが入っていること。
これは予想外にも程があって困惑しました。
しかも戦っている時の声まで吹替えているから、終始違和感まみれ。
いやイコさん決して英語得意って訳ではないけどさ、わざわざ吹替える程ではないでしょうよ。
俺、別に声フェチ的な癖は無いんだけど唯一イコさんの戦闘中の「イヤァッ!」とか「アイヤッ!」とかめっちゃクソ好きで、それすらも無くなるとか本当にしんどい。
何ヵ所か編集ミスったのか、掛け声がちゃんとイコさんのままな部分もありましたが。と言うかミスじゃなくてそっちで良いんだけどね。
エンディングで流れるメイキング映像ではちゃんとイコさんの声が聞けて「そうだよこれだよ…これが聞きたかったんだよ…」と、悲しんだりモヤったり。
そもそも今作のちゃんとした予告編って、配信当日の朝にやっと公開されたんだけど勿論その時点で「ん?イコさんの声違くね?」と気付いていて実はワクワクと同時に「え?本編もこんな感じってこと?え?ちょっ、え?」と不安も押し寄せて来てはいたんですよね。
だってさ、普通思わんやん?イコさんの出番少なかったらどうしよう、とかアクションのクオリティイマイチだったらどうしよう、ならまだ分かるけどイコさんの声が別人だったらどうしようとか、普通ならそんな心配しないじゃないっすか。だから尚更ね、死角からぶん殴られたような衝撃でダメージデカかったんですよ……


そんな訳でイコさん含めアクションには非常に満足いく内容でしたが、イコさんが喋る度に「誰の声やねん!」と言うツッコミが自分の中で絶えないモヤモヤが残る作品でした。
でも好きか大好きかで聞かれたら大好きです!!
皆も1500円払えば観られるんだから、iQIYI加入しような!
因みにアシュトン・チェン主演の映画は結構あって、試しに1本観てみたら日本語字幕がとてもじゃないけど観られるレベルじゃなかったぞ!!!

そしてイコさん、今度は新作ドラマ「Jakarta」への出演も決定しました。ドラマシリーズは「五行の刺客」以来でして、主演なのかは分かりませんがこれまた楽しみですね!
ただ日本に来るのだろうか…
あと"Skyline:Warpath"は普通に2028年くらいに公開されると勝手に思い込んで生きていきます。
4.3
イコ・ウワイスとシー・シャオロンとチン・ポンフェイのタッグ!
めちゃくちゃ良すぎた
このメンツだからとにかくアクションのクオリティもテンションも何もかも高すぎる
話的には王道でありあってないようなものだからそこはあまり面白みみたいなものはないけどアクションに全力を掛けすぎている
イコ!?そっちか!となるし中々敵も多いのが面白い
トイレ内での戦いとか見どころが多すぎる
IQiYiに入ったのなら観るべき1本
そして、日本に入ってきてほしすぎる1本
TOUGH
4.3
戦うエアマーシャル!

イコ・ウワイス目当てで見たつもりが、シー・シャオロンとチンポン・フェイという思わぬ人材を発見して、大満足出来た1本。

密室空間のアクションはどうしても視認性の悪い映像になってしまいがちなものだが、今作に関してはそこを見事に克服していて、どのアクションもとても見やすく、しかもシャオロンvsイコ以外の戦闘もしっかり見応えがあって至れり尽くせりな内容だった!

これは皆さん見なきゃダメなヤツですよ…