東京・⽇本橋。古くからの街並みと新たな都市開発が交錯するこの街で、⼤規模な再開発計画が動き始めていた。その成否を左右するのは、予定地に残されたわずか⼀坪の⼟地――。 “地上げの帝王”の異名を持つ⿊崎義⽂(⽩⻯)のもとに、上場企業・君島コーポレーションから⼟地の買収をまとめてほしいという依頼が舞い込む。⿊崎は再開発を実現させるため、⼟地や建物の権利を持つ⼈々との⽴ち退き交渉に乗り出す。しかし、同じ⼟地に⽬をつけていた港不動産の⾦井もまた、その利権を⼿中に収めようと動き始めていた。 ⼀坪の⼟地が⽣み出す巨額の利益を前に、企業、不動産業者、そして街に⽣きる⼈々、それぞれの思惑が複雑に絡み合っていく。交渉、策略、裏切り――次第に激しさを増していく⼟地争奪戦。⿊崎は⻑年培ってきた経験と⼈脈、そして独⾃の流儀を武器に、⾦井との熾烈な攻防に挑んでいく。 ⾦が街を動かすのか、⼈が街を守るのか。再開発という巨⼤な欲望の渦の中、男たちの意地と⽣き様を懸けた“地上げ”が始まる。
©2026「地上げ屋」製作委員会