今作は、復讐映画です。
内容は、子供を誘拐した罪で服役中のクムジャは、囚人の悩みを聞いては、その悩みを解決していた。やがてクムジャは囚人の中から自然に「親切なクムジャさん」と呼ばれるようになる......というもの。
とても考えさせられる映画でした。たしかに、犯人がやった事は非人道的で決して許されることでは無いですが、それに対して復讐するのは法律上は罪なんですよね。殺してやりたいほど憎いのに、殺してしまっては自分も罪に問われる。実際にあった児童殺害事件でも、犯人は死刑になってますが、殺害された児童の親からしたら首吊られて死なれたところでって感じですよね🤔
あと、クムジャさんの行動力が凄かったです。何年間も復讐の方法を考えて綿密に計画を立ててきて、最終的にあのシーンに至る、その用意周到さに驚きました。また、あのシーンでの被害者家族の表情が切なかったですね。力が弱かったり、心臓が弱くてもああいう事ができてしまうほど犯人を憎んでいたというのも悲しいですね😓
クムジャさんとは一体何者で、どうして何年も服役していたのか。クムジャさんが考えていた計画とは何か。気になる方はぜひ🤗