親切なクムジャさんの作品情報・感想・評価

「親切なクムジャさん」に投稿された感想・評価

鉄

鉄の感想・評価

4.2
刑務所に入った女が他の囚人からの信頼を得て、自身の復讐に協力してもらう映画。

いや〜親切だな〜!オールド・ボーイに引き続き、話の内容がえげつなくてキツい。ペクもペクでゴミクズ人間なのは間違いないけど、クムジャさんはクムジャさんで中々に人使いが荒くて(しかも人によってやらされる事にかなり差がある)ちょっと笑っちゃいましたよ。正直、復讐計画の遠大加減や、計画の上手く行きすぎ具合とか、話の面白さ的にはオールド・ボーイの方が上だとは思うけど、復讐した後についてが本作の肝なのかなぁと。

腹の中真っ白になっただろうねぇ!
普通の復讐モノ
もっとひねりと狂気が欲しかった
オールドボーイとかを観てからの方が監督のスタイルわかって楽しめたのかも
hoka

hokaの感想・評価

3.3
チャングム好きでした。イ ヨンエさんは素敵な女優さんです。みたのは随分前なのでよく覚えていませんが、良かったと思います。
某歴史物のあの清らかなイメージとはまた違い、イ・ヨンエさんの魅力が沢山詰まった作品です。私もこんなふうに強く逞しくなりたい。
やっとこさ、パク・チャヌク復讐3部作コンプリート。
『オールド・ボーイ』『復讐者に憐れみを』、そして本作。

1番レビューが難しいよ、コレは。
前フリが長い長い。
小説とか一切読まないけど、そういう雰囲気がある作品です。

後半で急にチェ・ミンシクとソン・ガンホ出て来るからビックリ。
何気にキャスト豪華ね。

この世界観に入り込めたら、めちゃくちゃ高評価なんだろうな。
自分は半分ぐらいしか足を突っ込めなかった。

完成度は高いんですよ。
でもちょっとだけ、自分には合わないかな。

やっぱり『オールド・ボーイ』が凄すぎて、他の2作品はこの評価で。

オ・ダルスの出演時間、短すぎるぞ。
ふしん

ふしんの感想・評価

3.0
復讐三部作の3作目。

前半はコミカルだったが、後半は凄惨。
こういう復讐の形はどこかスカッとする。

三部作のトリにふさわしいメッセージ。
♪ このまま 時を止め 
  あやまち描いた絵の中に
  そのまま とけこんで 
  全ての季節染め直して

韓国人のバイタリティの強さ。
それを感じた作品でした。どんなことでも娯楽(エンターテイメント)にしてしまうんですね。

本作は復讐三部作完結編。
完全に復讐を“娯楽化”しています。
「いやぁ。それって倫理的にどうなのよ」と考えてしまうのは民族の違いなんでしょうか。

それでいてロジカルを大切にしている筆致。
前半は「なぜ、彼女は親切なのか?」を紐解いていきますが、あえて“ぶつ切り”にすることで観客に負荷を与えているのです。

そして、それが解放される後半。
目の前に転がる肉の塊(まさにそう呼ぶに相応しい!)に群がる人に“微笑ましさ”を感じてしまうのですから…げに恐ろしきは韓国映画よ。苛烈すぎますな。

勿論、着地点だって同様です。
日本ならば“痛み”もしくは“哀しみ”を選択するところを…うん。自分の物差しで他人を測ってはならない、と痛烈に感じました。どこまでも娯楽なんですね。

そういえば劇中で驚いたのが。
報道陣を集めて“容疑者が犯行を再現する場面”。あれは日常茶飯事に行われることなのでしょうか。殺人事件すら娯楽として消化する…そりゃあ、理解できないのも仕方ないですね。

それと、本作に出演した子役たち。
「これがトラウマになるんじゃないかな」なんて心配も杞憂ですかね。どこまで行っても激辛だなあ。

ちなみにウィキペディア先生によると「R-18指定を受けたにもかかわらず、7月29日の公開から約3か月間に全国で約350万人、ソウルのロードショー館で137万人の観客動員を記録した(以上コピペ)」とのこと。どんだけ韓国は復讐が大好きなんですか。

まあ、そんなわけで。
復讐三部作の中でも“異様な明るさ”に満ちた物語。「目には目を、歯には歯を」が国是だと勘違いするほどに直情的な筆致なので、刺激に敏感な人は触れないほうが吉です。
大木茂

大木茂の感想・評価

3.2
イヨンエの色々な顔が見れるって点では面白かった
メイクなのか髪型なのか別人にしか見えない
出所した時のスッピン?とか悪女や聖女の顔がまるで違うんだよな
アイシャドウが青とか紫じゃなくて赤でほんと良かったわ
ナチュラルメイクが一番可愛いんだけどね
学生の格好とかマスク姿は卑怯
もさっとした黒髪に目が隠れるみたいなのもセクシーなんだよな
美人すぎるから泣きながら般若みたいな顔したり
髪の毛乱切りにした後カメラ見るのとか凄まじかったね

でも一回じゃどんな話かいまいちよく分からん
なんで復讐するタイミングで娘と再会したり
前半の監獄仲間と会うのもなんだったんだろうな
カメオのソンガンホも謎だし
なんで小指を…?
特徴的な演出が妙にハマっていて、癖になりそうな映画です。あまり内容に触れずにまっさらな状態で見てもらいたい作品ですね!
モンタージュと色味で見せていくパク・チャヌクの復讐世界。
少年誘拐殺人の罪で13年の懲役を受けたクムジャさん、彼女は釈放後すぐに自らの計画を遂行していく…
パク・チャヌク監督作品。チャヌク監督が"オールド・ボーイ"の次に手がけた本作は、復讐3部作の3作目と称された復讐劇をしっかり感じることができた。
まず今作はパク・チャヌク監督作品の中でも目まぐるしい編集が凄まじく、前半は特にフラッシュバックを多様したモンタージュが至る所に仕掛けられている。それも主人公である囚人クムジャさんを中心にし、関係を持った囚人仲間たちの背景をフラッシュバックさせながら矢継ぎ早に行うスタイルがめちゃくちゃ初見殺しだった。しかしチャヌク監督お得意のマッチカットに関しては形を潜めている気がして、フラッシュバック時の顔面クローズアップから顔面クローズアップ.ビデオカメラ映像での転倒からの現実転倒のムービングマッチカットぐらいしか見つけられず。まあそれでも他の監督よりは明らかにモンタージュ意識してる感がチャヌク監督らしくて良かったが。
そしてストーリーに関して言えば今作は、主人公クムジャさんの復讐でもあるが多様な人間関係の中でいろんな人の復讐を集約させるという展開がなかなか素晴らしい。入念に計画を組み遂行し、たくさんの人の負の感情を昇華させる復讐劇は3部作の終焉としてはまあ良かったのではないか。しかし"復讐者に憐れみを"や"オールド・ボーイ"と比べるとパワー不足感が否めなかったのは確か。だがパク・チャヌク監督としての力強さは相変わらず映像に染み出していたのでやはりチャヌクはチャヌクだったと安心。
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