1971年に起きた実在の事件を元にした
新左翼派の団体を主導する男と、
理想を追い求める週刊誌編集者の話。
タイトルはボブディランの曲から
取ってるらしい。
ざらついた質感の映像だったから、
2011年の映画と知って驚いた。
学生運動の背景とか
政治にあまり詳しくないから
わからないところも多かったけど、
それなりによかったな〜
我々は自分を狂気に追い込んでいる。
大衆から見て狂気と見える行動を取ることで、
自分自身を正気に近づけているんです。
というセリフがあったけど、
主体性ある人が
社会だとか大きな力に
強い反発を抱くとこうなるんだな。
間違ってるんだろうけど共感する。
現実の事件のwikiの情報と比べると
かなり美化して描いてますね。
本当のところはわかりませんが。
妻夫木、忽那汐里、松ケン
劇伴はミト、主題歌は奥田民生と
とにかくキャストがいいから
飽きなかったのかも。
熱量のある映画でした。