
整形外科医の権威、フラマンド博士(ヘルムート・バーガー)は妹のイングリット(クリスチャン・ジーン)、医院長のナタリー(ブリジット・ラーエ)とクリスマスのイルミネーションが輝くパリの夜を謳歌している。博士はイングリットに妹以上の危うい感情を抱きつつ、ナタリーとも親密だったが、イングリットとナタリーも深い仲で3人は異様な関係を楽しんでいた。しかし、突然現れた、博士のいいかげんな治療に恨みを持つ元患者が硫酸をまき散らし、身代わりとなったイングリットはその美しい顔面を失った。博士とナタリーは失意のイングリットのため、綿密な計画を練り実行に移した。若い女をさらって病院の地下室に監禁し、健康な顔の皮を剥ぎ、移植する手術を行うのだ。だが移植はなかなか成功しない。顔面を失う手術失敗の犠牲者たち。次々と女たちをさらう二人。その中にはニューヨークの大富豪テリー(テリー・サヴァラス)の娘バーバラ(キャロライン・マンロー)がいた。テリーは探偵モーガン(クリス・ミッチャム)に調査を依頼して行方不明になった娘を探す。モーガンはわずかな手がかりを積み重ね、やっとフラマンド博士のミモザ整形クリニックにたどり着く。一方、移植手術がうまくいかないフラマンドとナタリーは、皮膚移植手術の権威、オルロフ教授(ハワード・ヴェルノン)に助けを求め、究極の回答を得る。それは生体から顔面移植手術をこの世で唯一成功させた実践の権威、元ナチスの外科医モーザー(アントン・ディフリング)だった。藁にもすがる思いの二人の熱意に、ついにモーザーが動き出し、危険で恐ろしい最終手段を選択する。手術成功のカギは恐怖心。恐怖心が皮膚を引き締める、だから局所麻酔のみで皮を剥ぐ。 狂気の手術に挑むモーザーは成功できるのか?クリニックに潜入したモーガンは愛娘をテリーの元に帰せるのか?
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